Appleは、開発者向けイベント「WWDC23」で「15インチMacBook Air」を発表した。
15.3インチのLiquid RetinaディスプレイとM2チップを搭載。「MacBook Air」の15インチの機種が発売されるのは今回が初となり、13.6インチのM2チップ機と13.3インチのM1チップ機も引き続き販売される。
「15インチMacBook Air」は、4つの性能コア+4つの効率コアの8コアCPU、10コアGPU、16コアNeural Engineを搭載。100GB/sのメモリ帯域幅が実現されたM2チップは最大24GBのユニファイドメモリに対応しているため、マルチタスクも滑らかに実現できる。
パフォーマンスに関しては、同社の発表では「最も早いIntelベースのMacBook Airよりも最大で12倍高速」と紹介された。標準構成のメモリは8GB(最大24GB)で、ストレージは256GB(最大2TB)のSSD。本体には1080p FaceTime HDカメラやTouch IDセンサーも搭載されている。
従来からの13.6インチ・M2チップ機は4スピーカーサウンドシステムを搭載しているが、新しい15インチモデルでは6スピーカーサウンドシステムを採用。2つのツイーターと2セットのフォースキャンセリングウーファーを備え、低音の深みが2倍となっている。
インターフェイスは、2基のThunderboltポートや3.5mmヘッドフォンジャックで、MagSafe充電に対応。ThunderboltポートはUSB 4/DisplayPortとして動作し、各種のアクセサリや最大6Kの外部ディスプレイを接続できる。
本体カラーバリエーションは、 シルバー、 スターライト、 スペースグレイ、 ミッドナイト の4色。従来からの13.6インチ・M2チップ機と同じ展開となった。バッテリー駆動時間も13インチモデル(M2)と変わらずに最大で18時間となる。
本体サイズは340.4(幅)×11.5(高さ)×237.6(奥行)mmで、重量は1.51kg。予約注文の受付は既に開始されており、2023年6月13日(火)から販売が開始される。
製品には、デュアルUSB-Cポート搭載の35W電源アダプタと2mのUSB C-MagSafe 3ケーブルが付属。別途に新しい70W USB-C電源アダプタも7,800円(税込)で購入できる。なお、今回の発表に伴い、M2搭載の13インチMacBook Airは価格が見直されてより入手しやすくなった。
Apple
価格:
「15インチMacBook Air(M2)」各198,800円(税込)〜
「13インチMacBook Air(M2)」各164,800円(税込)~
「13インチMacBook Air(M1)」各134,800円(税込)~
URL:https://www.apple.com/jp/
2023/06/06