株式会社リートンテクノロジーズジャパンは、LINEで使える対話型生成AIサービス「リートンAIラボ」の新機能として「キャラチャット」の提供を開始した。

「リートン」は、Open AI社の「GPT-4」を含むAIモデルを簡単に利用できるサービス。対話型インタフェースの「チャット機能」や、さまざまなビジネスシーンに応じて設計された30種以上の「ツール機能」を無料で提供している。

「リートン」はWebで提供されており、それをLINEで使えるようにしたのが「リートンAIラボ」。第1弾の機能である「キャラチャット」では、自分が生み出した仮想のキャラクターのAIと、制限なくLINEで会話ができる。

キャラクターの設定の際には、写真、名前、性別、年齢、職業、性格、ユーザーとの関係を詳しく指定。これにより、現実では会話ができない「歴史上の偉人」や、実際には存在しない「架空の妹」などを生み出せる。

“癒しの会話”のためのツールとしての活用が第一に想定されるが、ユニークな活用例として挙げられているのが、仮想の「会社の部下」や「鬼面接官」を作成したうえでの会話のシミュレーション。ギャップが生まれやすい世代間コミュニケーションの対策や、自問自答では思いつかないような難しい質問を提案してくれる相手としても役立つ。

「リートンAIラボ」は完全無料で提供されており、「キャラチャット」機能も無料。二次元コード画像またはLINE ID（@wrtn_lab）の検索から“友だち追加”をすることで使える。

株式会社リートンテクノロジーズジャパン
URL：https://www.wrtn.jp/
2023/06/12