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急いで名刺が必要なときに! コンビニで即日プリントできるナカバヤシの「緊急名刺」アプリの手順を紹介

2023.12.13 Wed

ナカバヤシ株式会社が、App Storeで「緊急名刺」アプリの提供を開始しています。名刺をコンビニで即日プリントできるため、出先で名刺を使い切ってしまいそうなときや、名刺を忘れてしまったときに特に役立ちます。

厚みのあるハガキ用紙にプリント

「緊急名刺」は、スマホで名刺を作れるサービスの専用アプリです。iOS 14以降に対応し、作成した名刺はローソンやファミリーマートなど、シャープ製マルチコピー機(eプリントサービス)を導入している全国のコンビニ店頭で出力できます。アプリのダウンロードや出力予約は無料で、店頭では2枚につき200円のプリント料金が必要です。

出力に用いられるのはハガキ用紙で、しっかりとした厚みがあります。一度に2面の名刺がプリントされるため、出力後はハサミやカッターでの切り分けが必要です。出力データは一般的な名刺サイズである55×91mmにリサイズされるため、さほど大きな違和感のない名刺に仕上げることができます。

2枚が面付けされた状態で出力され、プリント後に自分で切り離しは必要

出力用のデータ作りは驚くほど簡単

アプリの使い方の手順としては、まず名刺のデータを作ります。スマホのカメラで名刺を撮影するか、カメラロールから名刺の画像データを読み込めば、プレビューが表示されて出力データの作成は完了です。プレビューの段階では、トリミングの微調整を手動で行うこともできます。

画像データの作成スタイルは2つの方法から選べる

スマホのカメラ撮影では連続撮影モードが使用され、複数枚を撮影した場合には最後の画像が採用されます。書類の位置をファインダーで合わせて撮影しますが、実際に試してみたところ、多少の歪みは自動で修正されるため、簡単に名刺としての平面データを作ることができました。

手元に既存の名刺がある場合の撮影イメージ

文字入力や複雑な画像調整・レイアウトの操作などを必要とせずに出力用のデータを作れるのは、とても手軽です。ただし、急なピンチのときに役立つサービスとはいえ、この方式は「名刺を完全に切らして0枚の状態」からではどうにもなりません。あらかじめカメラロールに名刺のデータを用意しておき、いざというときに読み込む、という方法が本アプリのより便利な使い方となりそうです。

余裕のあるときに前もってカメラロールに名刺用の画像をストックしておくのであれば、さらに出力に適したキレイなデータを用意することもできるでしょう。なお、画像データの読み込みはJPEG形式とPNG形式に対応しており、PDF形式には非対応であることには注意が必要です。

プリント予約にも複雑な操作は不要

次に「予約する」ボタンを押してコンビニプリント予約を済ませれば、あとは店頭で出力するだけです。予約が完了すると画面にはQRコードが表示され、そのQRコードかユーザー番号を使用してコンビニのマルチコピー機で出力ができます。

プリント予約についても「予約する」ボタンを押すだけで操作が終わって簡単

ファミリーマートとローソンのそれぞれについて、プリント方法を確認する画面も用意されているので、マルチコピー機での操作も迷うことなく進められるでしょう。QRコードを含む予約詳細画面は、アプリ終了前にスマホ内に保存できます。

プリント料金は、一般的な印刷会社や出力センターでのプリント注文と比べればかなり割高です。とはいえ、何よりも “緊急性”に重きを置いたサービスなので、全国のコンビニで利用できる手軽さとプリントまでのスピーディーさを考慮すれば、妥当な料金であるように感じられました。

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本サービスでは、名刺データの作成からプリント予約まで、非常に素早く進めることができました。出先で名刺がなくなるピンチは、多くの人が経験したことがあるでしょう。この「緊急名刺」アプリは、そんないざというときに強い味方となりそうです。

ナカバヤシ株式会社
URL:https://fuerulabo.base.shop/p/00003
2023/12/13

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