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テクノロジー

Threadsがタグ機能を世界展開。タグ制限付きながらも実用性が高まってきたという反応で注目を集める

2023.12.18 Mon

Metaが提供する会話SNSのThreadsが、ハッシュタグ機能を全世界に展開したところ、ユーザーから実用性が高まってきたという反応が投稿されるなど、注目を集めています。実用性が高まってきたThreadsのタグ機能とユーザーの反応を紹介します。

Threadsのハッシュタグが世界対応開始

Threadsの新しい「タグ」機能は一つの投稿につき一つのタグしか設定できないことが特徴です。また、タグは単一の単語に限定されず、スペースを含むフレーズも可能で、自分の話題に関連する人々とつながるのに役立ちます。

ハッシュタグ機能を搭載
空白を含んだフレーズが利用可能

投稿にトピックをタグ付けする機能なので、Instagramのハッシュタグと似ていますが、Threadsでは投稿数の制限や、単語の使い方に大きな違いあります。タグが一つしか付けられない仕組みにより、今後は興味があることを深堀りしやすくなりそうです。

さらにThreadsは先日、キーワード検索機能を世界中での提供を開始しています。英語とスペイン語を話す国々で数週間テストされていましたが、世界中の誰もが検索を利用して関連するスレッドを見つけ、参加することが可能になりました。タグ機能とキーワード検索により、関心のある話題について積極的に情報を集めやすくなっていくでしょう。

Threadsのタグ機能リリースについて、「threadsさんがやっとタグを追加したみたいです」「ようやく使えるようになってきたな」といった反響が確認できます。

Threadsは「シンプルで使いやすい」を目指す

タグ機能の正式リリースを発表したThreadsの責任者アダム・モセリ氏の投稿によると、タグを1投稿につき1つに絞った理由については、「エンゲージメント・ハッキングに焦点を当てないようにするもの」としています。ビジネスを目的とした利用ではなく、シンプルなコミュニケーションや情報収集といったことに注力した機能のようです。

モセリ氏によると、Threadsは「シンプルかつ使いやすい」といった視点から機能を拡充し、今後もその実現に向けて改良を続けていくとしています。

リリース当初と比べるとThreadsへの注目の熱は冷めてきたようにも見えますが、12月14日からヨーロッパでのリリースも開始するとCEOのマーク・ザッカーバーグ氏が発表するなど、新機能やサービス拡充を積極的に行っています。

Threadsには提供を開始した直後から、似た機能を持つX(Twitter)を離れThreadsへの移行を表明するクリエイターもいたほどですが、まだまだ成長途中のSNSとして期待できそうです。まだThreadsを未体験のクリエイターであれば、クリエイティブの制作を発表する場や情報を吸収する場所として、試しに足を踏み入れてみると、新たな刺激が受け取れるかもしれませんね。

関連ページ:https://www.threads.net/@mosseri/post/C0j585AvsJq

Threads
URL:https://www.threads.net/
2023/12/18

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