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アート/イベント

PARCOの文化を象徴するロゴのデザインを紐解く五十嵐威暢氏の展覧会が心斎橋でスタート

2026.05.22 Fri

2026年5月22日(金)から6月14日(日)まで、心斎橋PARCOにて「A–Z Homage to Takenobu Igarashi」が開催されます。デザイナー・彫刻家として国際的に活躍した五十嵐威暢氏の作品を振り返る展覧会です。

国内外でデザイナーや彫刻家として活躍

五十嵐威暢氏(1944〜2025年)は、北海道で生まれたデザイナー・彫刻家です。多摩美術大学デザイン科を卒業後に渡米し、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で大学院修士課程を修了しました。

五十嵐威暢氏

その後はグラフィックデザイナーとして数々の有名なロゴを手掛けるなど活躍し、1983年から1989年までは国際グラフィック連盟(AGI)の理事も務めています。1994年にロサンゼルスに拠点を移してからは彫刻家に転身し、さまざまな素材で数多くのパブリックアート作品を制作しました。2004年に帰国後はデザイナーとしての活動も再開し、2011年4月から2015年3月までの4年間は多摩美術大学で学長も務めています。

ロゴ サントリー(1990)
photo by 藤塚光政
彫刻「響」サントリーホール、東京(1986)
photo by 目羅勝

五十嵐氏と「PARCO」との深いつながり

五十嵐氏の代表作には、ニューヨーク近代美術館のカレンダー、カルピス/明治乳業/サントリーのロゴ、日本各地の地場産業の技術を駆使したプロダクトデザインなどがあります。

シンボルマーク カルピス(1983)
ロゴ 明治乳業(1986)

1980年代にはさまざまな素材を用いたアルファベット彫刻を制作し、渋谷PARCO PART3のプロジェクトで多くのデザインを手掛けたことでも有名です。

シンプルで力強い「PARCO」のロゴは、吉祥寺PARCOや名古屋PARCOなどで現在も外壁サインとして使用されています。また、建て替えで解体された渋谷PARCOの外壁から取り外されたネオンサインは、現在は渋谷PARCOと心斎橋PARCOの館内で常設展示されています。五十嵐氏のデザインしたロゴは、PARCOの文化を象徴する存在です。

ロゴ 渋谷PARCO PART3 ドアノブ(1981)

今回の展覧会の見どころと会場構成

今回の展覧会では、1994年に彫刻家に転身する以前のデザイナーとしての五十嵐氏が手掛けたアルファベット作品に焦点を当てています。渋谷PARCO PART3のためのロゴデザインが紐解かれており、書体のバリエーションが紹介されていることにも注目です。

ロゴ 渋谷PARCO PART3 ショッパー(1981)

企画展は、心斎橋PARCO 14FのPARCO HALL(旧・PARCO GALLERY)と御堂筋側入口前 歩道(心斎橋PARCO〜大丸心斎橋店間)が会場となっています。心斎橋PARCO B2F・13F エスカレーター横での常設展示(AとOのネオンサインの展示)も含め、館内のさまざまな場所や屋外空間までも舞台とした大規模な展示を楽しむことが可能です。

ネオンサイン O(13F 常設展示)
ネオンサイン A(B2F 常設展示)

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■期間:
2026年5月22日(金)~6月14日(日)
※御堂筋側入口前 歩道での「積木ベンチ」の設置期間は6月18日(木)まで

■開催場所:
心斎橋PARCO 14F PARCO HALL ほか
大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3

■問い合わせ先:
株式会社パルコ
url. https://art.parco.jp/

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