クリエイティブディレクターの奥野正次郎氏が代表を務めるPOROROCAは、公式サイトで「BDQ 活用ガイド」を公開しました。「BDQ」は独自のデザイン評価軸です。ブランディングデザインの質を測り、感覚に頼らない具体的な改善に役立てることができます。
ブランドの価値を高める戦略コンサルティング会社
POROROCAは、経営の軸となるブランド戦略を設計しているブランド戦略コンサルティング会社です。企業や事業の「価値」を整理し、ブランドコンセプト/ブランディングデザイン/BI・CI・VI/Webサイト/コピー/ブランドイメージへと展開することで、ブランドの認知度のアップや差別化を図り、その価値を上げる支援をしています。
同社が、2024年に発表した独自の評価指標が「BDQ(Branding Design Quality)」です。さらに今回登場した「BDQ 活用ガイド」は、「BDQ」をさらに実務で活用しやすい形に整理し、顧客の認知プロセスとブランド接点の改善を結びつけるためのコンテンツとして公開されています。
6つの軸でブランディングデザインを評価する「BDQ」
「BDQ」で基準として用いられているのは、「独自性・画一性・展開性・差別性・継続性・連想性」という6つの判断軸です。これらの基準を使い、これまでは「センス」という曖昧な言葉で片付けられがちだったブランディングデザインを、客観的に判断できて具体的な改善を見つけやすい構造へと変換します。
「BDQ」を用いた評価は六角形の指標フレームで示されますが、「独自性と連想性」「画一性と展開性」「差別性と継続性」はそれぞれ向かい合う位置の判断軸であることもポイントです。
たとえばブランドイメージの「独自性」は特徴を際立たせて目立たせる要因になりますが、一方で「独自性」を上げると顧客との関連性を失うリスクもあります。「連想性」が低くなって、ブランドと顧客の感情的なつながりを下げることにもつながりかねません。この二律背反の対応策として、両者の適切なバランスを見つけ、どちらの要素も相殺し合わないようにデザインで特徴を強調する方向を探っていくことが重要です。
ブランド表現を見直すための実務ガイド
新たなコンテンツとして公開された「BDQ 活用ガイド」では、この「BDQ」の概念などを役立てながら、ブランド表現を見直すための実務のポイントが紹介されています。「ブランド認知の基本プロセス」「ブランド認知が止まるポイント」「認知上の問題を整理する」「BDQ の6つの判断軸で見る」「ブランド接点ごとに見直す」「選択肢に残るブランド表現へ」という6項目での構成です。
本ガイドでは、顧客からブランドが認知される仕組みや、ブランド認知のプロセスの各段階で起きやすい問題などが解説されています。特に「現在のブランディングデザインが効果的でないが、どこを直せば良いのか分からない」という悩みがある場合には、問題点を整理するための有効なガイドと言えるでしょう。
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「BDQ」や「BDQ 活用ガイド」は、感覚的に「なんとなく」で判断されることも多いブランディングデザインを、しっかりと「説明のつく言葉」で分析するデザインの考え方です。自らのデザインを見直す過程で役立つことはもちろん、クライアントへの説明の際にも強力な武器となります。
POROROCA
URL:https://www.prrc.jp/
2026/06/15