• はてなブックマーク
  • RSS
  • Line

Appleが発表した新製品まとめ

2024.11.06 Wed

【2024年10月発表のApple製品まとめ】

iPad miniに待望の新世代モデル! Mac miniの大幅なデザイン変更も話題になるなど新製品が続々

Appleが2024年10月も多くの新製品を発表し、世間を賑わせています。まず10月中旬に新しいiPad miniが発表&販売開始され、月末には3日連続で新しいiMac、Mac mini、MacBook Proが発表されています。Mac miniは筐体デザインが大きく変わったことも話題です。この記事では、それらの新製品について一気に紹介していきます。

Apple Pencil Proにも対応した新しい「iPad mini」

10月中旬には新しいiPad miniが発表され、10月23日(水)から販売が開始されました。最新のiPhone 16シリーズなどと同様に、Appleの新しいAI機能「Apple Intelligence」を十分な性能で活用できる製品として設計されています。

新しいiPad miniの画面サイズは8.3インチで、2021年発売の第6世代モデルから変化はありません。カラーバリエーションは、スペースグレイ/スターライト/パープル/ブルーの4色で展開されます。これらのうち、ブルーとパープルは新色です。

この新しいiPad miniには、A17 Proチップが搭載されました。これは、iPhone 15 ProやiPhone 15 Pro MAXに採用されていたチップです。ストレージ容量は512GB/256GB/128GBから選べます。

さらにクリエイターにも注目のトピックとして、本製品はApple Pencil Proにも対応しました。ホバー機能がサポートされ、「Apple Intelligence」との組み合わせで「画像マジックワンド」なども利用できます。「画像マジックワンド」は、メモアプリで描いたラフスケッチを丸で囲むだけで美しく仕上げる機能です。

「iPad mini」は気軽に使える小さめサイズのiPadとして人気です。その方向性は新モデルでも踏襲されており、Wi-Fi機で293g、Wi-Fi+Cellular機で297gの軽さが実現されています。価格も78,800円〜(税込)で、iPhoneとiPadの中間のようなデバイスを求めるユーザーにとっては依然として比較的に入手しやすい1台です。

ディスプレイ8.3インチ(2,266×1,488pixels・326ppi)
チップA17 Pro(6コアCPU/5コアGPU/16コアNeural Engine)
OSiPadOS 18
背面カメラ12MP広角/絞り値 F1.8
前面カメラ12MP超広角/絞り値 F2.4
SIMカードeSIM
センサーTouch ID/3軸ジャイロ/加速度/環境光/気圧計
充電ポートUSB Type-C
本体サイズ134.8(幅)×195.4(高さ)×6.3(奥行)mm
重量293〜297g
価格78,800円〜(税込)

カラーバリエーション豊富な新モデルの「iMac」

新型のiPad miniのサプライズ登場は多くの人を驚かせましたが、さらにAppleは10月終盤に多くの新製品を続々と発表します。その第1弾として発表されたのが新しいiMacです。M4チップを搭載し、従来のM1搭載のiMacとの比較では「Microsoft Excelのようなアプリでのパフォーマンスは最大1.7倍高速」と紹介されています。

本体カラーバリエーションは、ブルー/パープル/ピンク/オレンジ/イエロー/グリーン/シルバーの7色です。色の名前としては前モデルのラインナップから変更はありませんが、トーンが変更されているようで「新色」とされています。近年のiMacを明るいカラフルな色バリエーションで展開するという方針は踏襲されたようです。

チップの強化により、「Apple Intelligence」機能も使いやすくなっています。製品ラインナップでは8コアCPU+8コアGPU+16コアNeural Engineの1モデル(16GBメモリ+256GB SSD)と、10コアCPU+10コアGPU+16コアNeural Engineの3モデルを選ぶことができます。後者の3モデルの構成は、16GBメモリ+256GB SSD、16GBメモリ+512GB SSD、24GBメモリ+512GB SSDです。

本体には24インチの4.5K Retinaディスプレイを搭載し、上位3モデルはオプションでNano-textureガラスへの変更にも対応します。この新しいオプションでは、太陽光が差し込む部屋や明るい店頭などでも、反射や映り込みを大幅に減らすことができます。そのほか、カメラは「12MPセンターフレームカメラ」となり、広角レンズで使用者と上から見たデスクの映像を同時に表示する「デスクビュー」に対応しました。

ディスプレイ24インチ(4,480×2,520pixels・218ppi)
チップM4(8コアCPU/8コアGPU/16コアNeural Engine)
M4(10コアCPU/10コアGPU/16コアNeural Engine)
標準構成メモリ16GB〜24GB
標準構成SSD256GB〜512GB
OSmacOS Sequoia
カメラ12MPセンターフレーム対応
主なインターフェイスThunderbolt 4(下位チップ機は2基/上位チップ機は4基)
ギガビットEthernet(下位チップ機はオプション)
本体サイズ547(幅)×461(高さ)×147(奥行)mm
重量4.42〜4.44kg
価格198,800円〜(税込)

新型の「Mac mini」は大胆にフォルムチェンジ

iPad miniの発表の翌日に登場したのが新型のMac miniです。筐体デザインが大きく変更され、設置面積はかなりコンパクトになっています。厚みは前モデルと比べると増しているため、雰囲気だけで言えば薄型になる以前のMac miniの佇まいのほうに似た印象を受けます(フットプリントは大幅に削減されています)。電源ボタンが底面に配置されていることも大きな話題となりました。

新型のMac miniでも、新たにM4チップが採用されました。10コアCPU+10コアGPU(メモリ帯域幅120GB/s)のチップのほか、12コアCPU+16コアGPU(メモリ帯域幅273GB/s)のM4 Proチップも標準構成モデルの1つとして選べます。

M4機はThunderbolt 4ポートを備えていますが、M4 Pro機はThunderbolt 5ポートを採用していることも特徴です。いずれも3ポートが実装されています。Thunderbolt 4ポートが最大40Gb/sであるのに対し、Thunderbolt 5ポートでは最大120GB/sのデータ転送速度が実現されています(USB 4としてはいずれも最大40Gb/s)。そのほかには、M4機にもM4 Pro機にも共通して2基のUSB Type-CポートやギガビットEthernetポートやHDMIポートが用意されました。

M4 ProのNeural Engineは、「M1搭載のMac miniと比べて3倍以上高速」と紹介されています。「Apple Intelligence」機能の利用を含め、新型のMac miniもAIでの作業を意識した設計です。そのほか、M2 Pro搭載Mac miniとM4 Pro機の性能比較では、「Logic Proプロジェクトで最大1.8倍のオーディオエフェクトプラグインを適用」「MotionでのRAMへのモーショングラフィックスのレンダリングが最大2倍高速」「Blenderでの3Dレンダリングの完了が最大2.9倍高速」と紹介されています。

チップM4(10コアCPU/10コアGPU/16コアNeural Engine)
M4 Pro(12コアCPU/16コアGPU/16コアNeural Engine)
標準構成メモリ16GB〜24GB
標準構成SSD256GB〜512GB
OSmacOS Sequoia
主なインターフェイスThunderbolt 4またはThunderbolt 5(3基)
ギガビットEthernet/HDMI/USB Type-C(2基)
本体サイズ127(幅)×127(高さ)×50(奥行)mm
重量670〜730g
価格94,800円〜(税込)

クリエイター注目のM4搭載「MacBook Pro」

10月末のAppleの新製品発表は3日間にわたって続き、最後に登場したのが新しいMacBook Proです。M4チップを採用しており、同日に発表されたM4 ProやM4 Maxも選べます。

ディスプレイが16インチと14インチの機種があり、いずれも本体カラーバリエーションはスペースブラックもしくはシルバーです。14インチ機はM4/M4 Pro/M4 Maxの3パターン(計4モデル)、16インチ機はM4 ProとM4 Maxの2パターン(計4モデル)で構成されています。

インターフェイスについては、Mac miniと同様に、チップのグレードによって本体に搭載された3基のThunderboltポートが「5」であるか「4」であるかが変わります。M4 ProやM4 Maxを搭載したモデルは「5」です。そのほかには共通して、HDMIポート、MagSafe 3ポート、SDXCカードスロットなどが実装されています。

本体に搭載されているLiquid Retina XDRディスプレイはSDR輝度が最大1,000ニト(屋外)で、Nano-textureガラスへの変更オプションには、全モデルで対応可となりました。カメラは「12MPセンターフレームカメラ」で、「デスクビュー」もサポートされています。

バッテリー駆動時間は最大24時間で「Mac史上最も長い」と紹介されています。MacBook Proは映像編集などに活用しているクリエイターも多いと思われますが、性能面に関する従来機との比較で、Adobe Premiere Proでのシーン編集の検出についても触れられています。M4搭載MacBook Proは、M1搭載の13インチMacBook Proより最大1.7倍速く、Core i7搭載の13インチMacBook Proと比べると最大9.8倍高速です。

ディスプレイ14.2インチ(3,024×1,964pixels・254ppi)
16.2インチ(3,456×2,234pixels・254ppi)
チップM4(10コアCPU/10コアGPU/16コアNeural Engine)※14インチのみ
M4 Pro(12コアCPU/16コアGPU/16コアNeural Engine)※14インチのみ
M4 Pro(14コアCPU/20コアGPU/16コアNeural Engine)
M4 Max(14コアCPU/32コアGPU/16コアNeural Engine)
M4 Max(16コアCPU/40コアGPU/16コアNeural Engine)※16インチのみ
標準構成メモリ16GB〜36GB <14インチ>/24GB〜48GB <16インチ>
標準構成SSD512GB〜1TB
OSmacOS Sequoia
カメラ12MPセンターフレーム対応
主なインターフェイスThunderbolt 4またはThunderbolt 5(3基)
MagSafe 3/HDMI/SDXCカードスロット
本体サイズ312.6(幅)×15.5(高さ)×221.2(奥行)mm <14インチ>
355.7(幅)×16.8(高さ)×248.1(奥行)mm <16インチ>
重量1.55〜1.62kg<14インチ>/2.14〜2.15kg<16インチ>
価格248,800円〜(税込)<14インチ>/398,800円〜(税込)<16インチ>

M4チップファミリーのProとMaxが登場

新しいMacBook Proで採用されているM4 ProやM4 Maxは、同日発表されたM4チップファミリーの新しいラインナップです。M4チップ自体は2024年5月に発表され、iPad Proに搭載されています。

M4 ProのCPUは、最大10の高性能コアと4つの高効率コアで構成されます。M4 Proの14コアのCPUは、「M1 ProのCPUより最大1.9倍高速」と紹介されています。GPUは最大20コアで「M4の2倍」のスピードです。また、273GB/sのメモリ帯域幅に対応しています。

M4 MaxのCPUは最大12の高性能コアと4つの高効率コアで構成されます。最大16コアとなるM4 MaxのCPUは「M1 MaxのCPUより最大2.2倍高速」と紹介されています。GPUは最大40コアで、「M1 Maxより最大1.9倍高速」です。M4 Maxは546GB/sのメモリ帯域幅に対応しています。

Appleの「M」チップのラインナップは基本的には4つのグレードで構成されており、順当に行けば今後は最上位の「M4 Ultra」が、プロ用デスクトップ機など向けに登場することになるでしょう。今回の発表を見たところ、このチップファミリーの方針に大きな変更はないようです。

* * * * * * * * * *

Appleの2024年10月発表の新製品群は、特別に派手なイベントを実施することなく突然プレスリリースで明かされるというサプライズとなりました。しかし、多くのユーザーに望まれていたiPad miniの新世代モデルや、大胆にフォルムチェンジしたMac miniなど、見逃せないトピックばかりです。全体的には、やはり同社が今は何より「Apple Intelligence」に特に力を入れていることがうかがえる内容でした。

Apple
URL:https://www.apple.com/jp/
2024/11/06

Follow us!

SNSで最新情報をCheck!

Photoshop、Ilustratorなどのアプリの
使いこなし技や、HTML、CSSの入門から応用まで!
現役デザイナーはもちろん、デザイナーを目指す人、
デザインをしなくてはならない人にも役に立つ
最新情報をいち早くお届け!

  • Instagram