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最新アート&デザイン情報

2024.07.08 Mon

家族で過ごす思い出づくりにもぴったり!

2024年の夏休みに行ってみたい展覧会・アート系イベントまとめ 10選

【7】<Event Area>岡山県・岡山市
「パンダコパンダ展 岡山・杜の街の巻」
~高畑勲監督の故郷で西日本初開催となる体験型展覧会~

「パンダコパンダ」は、1972年に公開されたアニメ映画です。高畑勲監督が演出を手掛け、原案・脚本・画面設定を担当した宮崎駿氏との豪華なタッグで、小学生のミミ子とパンダたちの物語が描かれています。劇場公開から50年を経てもなお、今もファンの多い名作ファンタジーです。

「パンダコパンダ展」では、ミミ子の家を再現したコーナーやパパンダとパンちゃんのオブジェなどを通じて「パンダコパンダ」の愉快な世界を体感できます。前回の開催地である宮城県石巻市では、4万人を動員しました。西日本では初開催で、会場のある岡山県は高畑勲監督の出身地です(出生地は三重県/後に転居)。

本展では、告知ポスターや公開当時のグッズとともに「パンダコパンダ」のストーリーが紹介されます。ミミ子の家に招かれたような気分に浸れるダイニングの再現エリアでは、設定資料やイメージボードなどの資料も展示されるため注目です。かつて日本で起きたパンダブームの写真なども特別公開されます。

フォトスポットでは、ふわふわパパンダと一緒に写真撮影もできます。子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる内容で、家族連れでもおすすめのほのぼのとする展覧会です。

期間2024年7月25日(木)~8月22日(木)
開催場所杜の街グレース オフィススクエア 3F
岡山県岡山市北区下石井2-10-12
URLhttps://morinomachi-grace.jp/pandakopanda/

【8】<Event Area>東京都・日本橋
「田中達也展 みたてのくみたて」
~全作品が撮影OKな日本初上陸のミニチュアの世界~

列車のくみたて 「くみたて」より(福音館書店)

「田中達也展 みたてのくみたて MINIATURE LIFE・MITATE MIND」は、ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也氏による展覧会です。田中氏は2011年から毎日「MINIATURE CALENDAR」をInstagramで発表し続けて人気を集めています。丸眼鏡が自転車に、ソフトクリームがウェディングドレスになるなど、田中氏の “見立て” の発想はユニークです。

本展は韓国・ソウルで開催され、2カ月で約9万人の動員を記録しています(2024年5月16日時点)。日本へは初上陸です。

この展覧会のテーマは「みたてのくみたて」で、田中氏の作品制作のポイントに迫っています。会場では、「HOME(暮らしから考える)」「FORM(形から考える)」「COLOR(色から考える)」「SCALE(スケールを変える)」「MOTION(動きや変化から考える)」「LIFE(生き物におきかえる)」「WORLD(世界共通のことから考える)」という7つの観点のゾーンに分けて、日本初公開の約160点のミニチュア作品が展示されます。

大人気の絵本「おすしが ふくを かいにきた」のキャラクター作品や、自分がミニチュア人形になったように撮影を楽しめる大型作品のフォトスポットも用意されています。全ての作品が撮影OKな展覧会です。
©Tatsuya Tanaka

おすしが ふくを かいにきた 「おすしが ふくを かいにきた」より(白泉社)
期間2024年8月1日(木)~8月28日(水)
開催場所日本橋髙島屋S.C.本館 8Fホール
東京都中央区日本橋2-4-1
URLhttps://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/

【9】<Event Area>東京都・丸の内
「FLOWING LIVES」
~北斎の浮世絵とデジタル技術の組み合わせで斬新な体験~

エプサイトギャラリーでは、「FLOWING LIVES〜浮世絵からミライへ ながれうごくアートをあそぼう〜」が開催されます。「水」をキーワードに、江戸時代の浮世絵と現代デジタルアートが融合したコンテンツをインタラクティブに体験できる展覧会です。

「Immersive: The Great Wave」というコンテンツでは、葛飾北斎の代表作である「神奈川沖浪裏」の世界に入り込んで、波の形や速度を自由に変えることができます。北斎が描いたダイナミックな波を立体的に感じ、海の中にいるような感覚を味わえる3D体験です。

「Live Painting Digital Duo」は中山晃子氏の “動く絵画” を下地としたコンテンツです。体験者自身が体を動かすと、インタラクティブなデジタルインクがスクリーンに出現します。絵に新たな流れを生み出して、プロジェクションの中での “合作” を楽しむことができます。

会場には、タブレットとプロジェクターを使った多色摺り版画の体験コーナーも設置されています。「神奈川沖浪裏」の版をタブレット上で分解し、1つずつ好きな位置・色・大きさで版を摺り重ね、自分だけの版画制作を体験できます。完成させた作品はプロジェクションマッピングで投影され、オリジナルの複製画と並べて鑑賞が可能です。

期間2024年8月1日(木)~8月31日(土)
開催場所エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー
東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル 1F
URLhttps://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/

【10】<Event Area>東京都・上野
「にぎやかサタデー」
~観覧無料・おしゃべりOKな国立西洋美術館の1日~

8月3日(土)の1日限定のイベントとして、国立西洋美術館では「にぎやかサタデー」が開催されます。当日は常設展/企画展の観覧が無料となり、「おしゃべりOK」と明示されていることで会場が自由に話しやすい雰囲気となります(ショップやCAFÉすいれんを利用する場合には別途料金が必要/通常の開館日の客どうしの会話を制限するものではない)。

本イベントは「美術館では静かにしなくてはいけないから緊張する」「小さな子ども連れだとなかなか展覧会には行きづらい」といった声にも応えるべく、新しい気軽な鑑賞スタイルを提供する目的で開催されます。キッズスペースや授乳室も設置されるため、幼い子どもの父母も安心して参加できる企画です。

常設展では、モネの「睡蓮」など数多くの有名な作品が展示されています。当日は、ゲーム感覚でアートを鑑賞できる「この作品をさがしに行こう!」企画が実施されます。

企画展で鑑賞できるのは「内藤コレクション 写本―いとも優雅なる中世の小宇宙」です。さらに作品を楽しんでもらうための問いかけや作品解説を掲載した小冊子が配布され、写本作品の一部を並べたビンゴも用意されています。

期間2024年8月3日(土)
開催場所国立西洋美術館
東京都台東区上野公園7-7
URLhttps://www.nmwa.go.jp/jp/

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今回の記事では、夏休みの期間中に楽しむことができる多種多様な展覧会を紹介してきました。いずれも個性がキラリと光る見逃せないイベントばかりです。美術館はしっかりと温度の管理がされており、暑い夏にも快適に過ごしながらアートを鑑賞できる文化施設です。各地への旅行などを計画している人も多いでしょうが、そこで訪れる目的地の1つに美術館・イベント会場を加えてみてはいかがでしょうか。

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