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三戸なつめの東京文具さんぽ

2022.08.17 Wed

お道具箱がコンセプト!レトロでかわいい文房具&雑貨がズラリと並ぶ、吉祥寺「36 Sublo」

構成:編集部 取材・文: 水澤舞衣子 撮影:米山典子 ヘアメイク:桂川あずさ(CANNA)

文房具好きとして知られる女優でモデルの三戸なつめさんと、東京の文房具店に“ときめき”を探しに行く連載「三戸なつめの東京文具さんぽ」。第9回は吉祥寺のレトロな文具店「36 Sublo(サブロ)」に足を運びました。

サブロは2004年12月、吉祥寺にオープンした文房具&雑貨のお店です。日本のスタンダードな文具や子ども時代に触れ合ってきた懐かしさを感じるアイテムを中心にセレクト。独自の世界観を表現するオリジナルの文具や雑貨も豊富に取りそろえています。

36 Subloってどんなスポット?
懐かしさをたっぷり詰め込んだ、道具箱のような文具店

「サブロ」は吉祥寺の路地裏にある小さな店舗からスタート。2010年8月には吉祥寺通り沿いのビル2階の店舗に移転し、今年で創業から18年を迎えました。

京都出身の店主・村上幸さんは、かねてから東京の好きな街である吉祥寺でお店を始めたいと考えていたそう。お店のコンセプトは「懐かしく、愛らしいものを詰め込んだお道具箱」。幼い頃に誰もが使っていた実用的な文房具から、当時を思わせるレトロな色合いやかわいらしいイラストのアイテムがたくさん並んでいます。

一度聞いたら忘れないサブロという店名は、京都で文具店を営んでいた村上さんの祖父・三郎さんの名前から付けたのだとか。地元の懐かしい風景がこのお店のルーツとなっています。

36 Subloの魅力その1
スタンプにシール!ついつい集めたくなる人気アイテム

懐かしさの中にかわいさ、渋さやおもしろさも感じられる、“サブロらしさ”にこだわったセレクトアイテムやオリジナルアイテムがぎっしりと詰まった店内。レターセットやノート、ステーショナリーにミニチュア玩具や服飾雑貨もそろう中、特に人気のアイテムはシールやハンコなのだそう。素敵なモチーフばかりで、手紙やノートのアレンジにおすすめ!

サブロのスタッフでもあるチダモモコさんデザインのフルーツ柄は、封緘ハンコのデザインをシール化した人気作!大入の文字入りロールシールもユニークです。

三戸さんも「小さい頃、シール帳を作っていたなあ。スタンプも集めていました!でもあの頃はこんなにおしゃれなものなかったですよね?」と当時を懐かしんでいました。

店主の村上さんとプロダクトデザイナーの植木明日子さんが共同運営するブランド「水縞」と「サンリオ」のコラボアイテムも必見。ハローキティやマイメロディ、タキシードサム、ゴロピカドンなど、人気のキャラクターが、懐かしさ感じる色使いで描かれています。キャラクターのラインナップもお店の雰囲気にぴったり。

36 Subloの魅力その2
アンティーク家具を使ったディスプレイにレトロ雑貨が!

ディスプレイもアンティークの家具が使われていて、空間からもノスタルジックさが漂います。棚には文房具がぎっしり並んでいますが、実は引き出しの中にも商品が入っているので要チェック。この宝探し感もワクワクする気持ちを盛り上げてくれます。

「フエキ」や「アラビックヤマト」など、小学生の頃に誰もが一度は手にしたことのあるおなじみの文具も発見。

さらに三戸さん含め、スタッフ全員が「懐かしい!」と声をそろえたのは女の子向けのおしゃれバッグ。キラキラのアクセサリーに憧れていた人も多いのではないでしょうか?今ではなかなか手に入りづらいデッドストックのアイテムにも出会えます。

跳び箱の形をした小物入れは、本物の跳び箱を作っている職人さんの手による本格派。

キューピー人形がついた出産祝いのご祝儀袋は「かわいい!!」と三戸さんも思わず笑顔に。レトロ感を今っぽさに昇華したユニークなアイテムも魅力です。

36 Subloの魅力その3
クリエイターとのコラボレーションアイテムが魅力的

アルファベットを人で表現した、ユニークな「36×ほしのしほ 人アルファベット 缶バッチ」
「福田利之×36 マジステキおどうぐばこ」は、三戸さんお気に入りアイテムでも紹介します!

「サブロ」のロゴも手がけているイラストレーターのほしのしほさんや、書籍や広告など幅広いアートワークで活躍する福田利之さん、独特の世界観で見る者を惹きつける漫画家の堀道広さんら、多数のクリエイターたちとのコラボアイテムも人気のひとつ。

堀道広さんのイベント「ごあいさつ」で制作された「36×堀道広 毎日点数占い柄 豆皿」

店内で開催される作品展などのイベントをきっかけにコラボアイテムがどんどん増えているのだそう。

36 Subloの魅力その4
レトロなだけじゃない!スタイリッシュな文具&雑貨も

店内をよくよく見てみると、海外製のノートパッドや手巻き式の鉛筆削りに小さなスノードームなど、レトロな味わいがありながらスタイリッシュなアイテムもチラリ。かわいいだけでなく、この格好よさのバランスがサブロ流です。

36 Subloの魅力その5
目を引くアイテムがズラリ!イベントスペースにも注目

レジの左手にあるのはイベントスペース「ココノタナ」。こちらで作家の個展や各種フェアなどのイベントを行なっているそうです。

取材時は「パンフェア」が開催中。パンにまつわる消しゴムやレターセット、クリアファイルに手ぬぐいなどパンづくし。公式サイトには今後のイベント予定が掲載されているので、気になる日程をチェックしてみてはいかがでしょうか。

三戸さんは、今回がサブロ初来店。「もう気になるところだらけでした!ユニークなイラストやアイテムにツッコミも入れたいし、なにこれかわいい!!というサプライズ感が盛りだくさん。友だちと一緒に来てワイワイ楽しめるお店です。レトロで安心感もあり、吉祥寺の街にも合う暖かな雰囲気が落ち着きますね。センスと遊び心があふれたチョイスで、昔からあるものを大事にしながら今のテイストに落とし込み、さらに進化させているイメージです。お店の方も楽しんで文具店をされているんだなあと感じました」。

誰もが虜になるサブロの世界観。ぜひ体感してみてください!

サブロで三戸さんがセレクトしたアイテムは、8月31日(水)に公開予定です。

おまけ♡36 Subloの魅力あれこれ

吉祥寺駅から徒歩5分。ビルの2階に位置しています
思わず笑ってしまった「成功手帳」
クリームソーダ。パンケーキ、焼き菓子etc.キュン♡となるスイーツモチーフのスタンプ
「パンフェア」で並んでいた、リアルなパンの消しゴムと一緒に
ミニサイズの招き猫とポーズ♡

DATA

店舗名36 Sublo(サブロ)
住所東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-16 原ビル2F
アクセス京王井の頭線・JR線吉祥寺駅北口より徒歩5分
問い合わせ先0422-21-8118
公式サイトhttp://www.sublo.net/

プロフィール

三戸なつめ
俳優、タレント、モデル
1990年2月20日生まれ。奈良県出身。2015年に中田ヤスタカプロデュースによる『前髪切りすぎた』でアーティストデビュー。2018年より本格的に俳優としても活動を開始。2020年11月より放送が開始されたNHK連続テレビ小説「おちょやん」では実母役に挑戦。2021年秋公開の映画「シノノメ色の週末」ではトリプル主演で出演するなど、今後も多数のドラマや映画の出演を控えており、モデル、タレント、女優として幅広いジャンルで活躍している。
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