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三戸なつめの東京文具さんぽ

2023.01.18 Wed

マスキングテープの量り売りに、楽しい企画展も!蔵前「mt lab.」【三戸なつめ×東京の文房具店】

構成:編集部 取材・文: 水澤舞衣子 撮影:米山典子 ヘアメイク:桂川あずさ[CANNA]

文房具好きとして知られる女優でモデルの三戸なつめさんと、東京の文房具店に“ときめき”を探しに行く連載「三戸なつめの東京文具さんぽ」。第13回は、蔵前の「mt lab.(エムティーラボ)」へ。マスキングテープブランド「mt(エムティー)」初めての直営店として2017年2月にオープンし、2022年で5周年を迎えました。

mt lab.ってどんなスポット?
ものづくりの街に生まれたマスキングテープの実験室

全国各地の文具店やバラエティショップで販売されている「mt」は、岡山県倉敷市に本社を置く「カモ井加工紙」が運営するマスキングテープのオリジナルブランド。ブランド初の直営ショップ「mt lab.」は、倉敷市と同じくものづくりの街として知られる東京・蔵前に誕生しました。

すでに流通されている商品以外にも、これから商品化を目指す新作アイテムや、「こんなマスキングテープがあったらおもしろい!」という自由な発想から生まれたアイテムを販売する実験的なお店でもあることから、「ラボ」と名付けられているのだそう。

試験管をイメージしたという壁面のディスプレイには、色とりどりのマスキングテープが並びます。「このディスプレイ、おうちに欲しいですね!たくさん詰めたいです」と三戸さん。

mt lab.の魅力その1
マステがテーマの企画展示に、ここだけの限定品も!

店内右側の壁面では、3カ月に一度入れ替わる企画展が開催されています。取材時のテーマは「書く描く展」。マスキングテープに書き込む際は油性ペンを使うことが通例でしたが、より幅広い筆記用具に対応できるアイテムを新たに開発。

鉛筆やマーカー、水性ペンなどが使用可能になり、試し書きもできる体験型の展示です。もちろんこちらのアイテムは購入することも!

そのほかにも、店舗の周年を記念した限定マステや、工業用のマステの端材をリサイクルしたノートなど、ここでしか買えない限定アイテムもラインナップ!たくさんの新作を手に取って楽しめるので、マステ好きさんのコミュニケーションの場となっています。

mt lab.の魅力その2
好きなサイズでカット!マスキングテープの量り売り

お店に来たらぜひ体験したいのが、マスキングテープの量り売り。マスキングテープは元々大きなロール状テープをカットし、小さな芯に巻き直して商品化しています。

こちらでは1mm単位で好きな幅を指定でき、市販の製品ではなかなかお目にかかれない極細の3mm幅や、デコレーションなどにも使いやすい50mm幅まで、選択の範囲はかなり自由。テープの柄もカットする位置によって表情が異なるので、好みの絵柄を切り取れるように指定する“狙い切り”も可能です!

三戸さんはブルーに金の箔押しが入った一本をチョイス。「キラキラして可愛いのでラッピング用にします!切っているところが見られるなんてうれしいですね!」と目を輝かせていました。

mt lab.の魅力その3
ちぎって貼って!創作意欲を刺激するアートなマステ

デコレーションやラベルとして使うだけでなく、マスキングテープの新たな楽しみを創造してくれるのが「mt」の魅力。クレヨンや水彩絵の具などのテクスチャーを再現した「mt アートテープ」なら手を汚さずに絵を描くことが可能に。

「mtちぎはり」シリーズは、薄い素材を使用したマスキングテープで、重ねて色を楽しめるので画材としての使用もOK。ちぎりやすく、お子さんや手の力が弱い方でも自由にアートを楽しむことができます。「これずっとやっていたいですね。ちぎりやすいから手が止まることもなく、すごく集中できます!」と創作好きの三戸さんもハマりそう。

mt lab.の魅力その4
ガチャガチャでイベント限定のマステをゲットしよう

イベント会場限定で販売していた「まめまめテープ」のガチャガチャが店舗に登場。

小さくかわいらしいマスキングテープは通常販売をしていないレア柄なので、「mt」ファンは要チェックです。当たりが出たらもう1個プレゼント! 

番外編
部屋、家具を飾りつけるDIY向きのマステもおすすめ

元々建築塗装用のマスキングテープを製作しているというだけあり、実はDIY用のマステも充実しているんです。

「mt」のデザイン性はそのままに、しっかりとした粘着力がありながらも綺麗に剥がせるのでインテリアにぴったり。家具や小物のリメイク、壁や床の印象チェンジにも。

窓に貼れるクリアテープはそのまま貼ってもカットしてポイント使いしてもかわいいです。DIYアイテムは店頭ではお取り寄せになるので、オンラインストアをチェックしてみてくださいね。

普段からマスキングテープでデコレーションを楽しんでいるという三戸さん。「ディスプレイを見ているだけでも使い方がイメージしやすく、すごく楽しいお店ですね。普通のマスキングテープだけでなく新鮮なアイテムがたくさんありました!量り売りなどもあり、自分だけのアイテムを作れるのもうれしいです。ラッピングやノートのデコレーションがますます楽しくなりそう。DIYアイテムも初めて知ったので家にも取り入れたいです!」。

マスキングテープの新たな可能性が詰まった「mt lab.」でぜひその魅力に触れてみてください。

mt lab.で三戸さんがセレクトしたアイテムは1月25日(水)に公開予定です。

おまけ♡mt lab.の魅力あれこれ

mt lab.は、浅草線蔵前駅から徒歩5分
企画展と連動したマスキングテープの販売も。今っぽいカラーがかわいい!
マステで作った羽根をプローチみたいに♡
こちらは「“しあわせのはね”プロジェクト」のアイテムです
mt wrapを使って、袋作りに挑戦!
mt lab.に訪れたら、ぜひガチャガチャにも挑戦してみて

DATA

店舗名mt lab. TOKYO
住所東京都台東区寿3-14-5
アクセス大江戸線蔵前駅から徒歩5分、都営浅草線蔵前駅から徒歩10分
問い合わせ先080-1649-7715
公式サイトhttps://www.masking-tape.jp/mtlab/

プロフィール

三戸なつめ
俳優、タレント、モデル
1990年2月20日生まれ。奈良県出身。2015年に中田ヤスタカプロデュースによる『前髪切りすぎた』でアーティストデビュー。2018年より本格的に俳優としても活動を開始。2020年11月より放送が開始されたNHK連続テレビ小説「おちょやん」では実母役に挑戦。2021年秋公開の映画「シノノメ色の週末」ではトリプル主演で出演するなど、今後も多数のドラマや映画の出演を控えており、モデル、タレント、女優として幅広いジャンルで活躍している。
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