脱メタボなWEBサイトのススメ 01 トップページのナビゲーションの項目が多すぎる | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

脱メタボなWEBサイトのススメ 01 トップページのナビゲーションの項目が多すぎる

2024.5.17 FRI

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脱メタボなWEBサイトのススメ



check 01 トップページのナビゲーションの項目が多すぎる

文=小林信次((株)まぼろし)

Webサイトの回遊性を向上させる目的のナビゲーションだが、Webサイトの規模が大きくなったり、提供する機能数が増えていくと、アレもコレもと詰め込みすぎて逆に回遊性を損なってしまっているケースも少なくない。

アメリカの心理学者G.A.ミラー氏は、人間が一度に記憶できる要素の数は7±2(5~9)であると発表している【1】。グローバルナビゲーションなど、1カ所に配置するナビゲーションの項目数にも同じことが言えるだろう。情報設計の分野で評判の高い日本IBMのサイトにおいても、グローバルナビゲーションは6つの項目でまとめられている。

また、どうしてもナビゲーションをうまくまとめられないという場合には、「LATCH」という情報の5つの分類方法を覚えておくと有効だ【2】。これはリチャード・S・ワーマン氏が提唱したもので、情報を分類する方法は、「Location(位置)」、「Alphabet(アルファベット)」、「Time(時間)」、「Category(分野)」、「Hierarchy(階層)」の5つしかないというものだ。たとえば、犬であれば「原産国/五十音/品種が認定された年/品種/重さ」というふうに分類することができる【3】。ナビゲーションを設計する際に意識してみよう。



【1】
128-01


【2】
128-02


【3】
128-03

  結論 ナビゲーションの項目数は7つ前後でLATCHも意識しながら設計しよう。



[INDEX]
>>> 01 トップページのナビゲーションの項目が多すぎる
>>> 02 詳細ページなのに情報量が少なすぎるページがある
>>> 03 ブログサイドバーウィジェットが増えすぎている
>>> 04 フォームの項目がむやみやたらと多すぎる
>>> 33 イメージ写真をそのまま使用している
>>> 34 下位レベルの見出しまで画像化している
>>> 35 見出し画像のフォントのウエイトが重い
>>> 36 広告が適切な位置にレイアウトされていない


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