脱メタボなWEBサイトのススメ
check 02 詳細ページなのに情報量が少なすぎるページがある
文=檜山佐知子
商品やイベントなどの詳しい情報を個別に紹介するために、詳細ページをつくっているWebサイトは多い。しかし、その詳細ページの情報量が少なすぎる場合もある。詳細ページに移動したのに情報量が少なすぎれば、移動すること自体がユーザーのストレスにつながってしまう。たとえば、商品紹介ページと個別ページの情報の差が若干の文章量と画像の大きさだけという場合は個別ページは必要ない【1】。
文章は商品紹介ページにすべて入れて、画像を拡大して見たいユーザー向けにリンクを用意してあげればよい【2】。必要のないユーザーは画像拡大のリンクを無視するのでストレスはない。
【3】の場合は詳細ページへ移動させることが前提の設計になっている。一覧ページの情報量が少なすぎるため、目的の情報を得るためにはひとつひとつページを移動しなければならず、不親切な状態といえる。一覧ページに必要最低限と思える情報、たとえば時間や料金、問い合わせ先まで含めると、今度は詳細ページの必要性が疑問になる。この場合は【4】のように詳細情報もまとめて一覧とし、詳細ページはつくらないほうが親切だろう。
【1】
【2】
【3】
【4】
結論 詳細ページは情報量を考慮し、必要がなければ無理につくることはない。 |
[INDEX]
>>> 01 トップページのナビゲーションの項目が多すぎる
>>> 02 詳細ページなのに情報量が少なすぎるページがある
>>> 03 ブログサイドバーウィジェットが増えすぎている
>>> 04 フォームの項目がむやみやたらと多すぎる
>>> 33 イメージ写真をそのまま使用している
>>> 34 下位レベルの見出しまで画像化している
>>> 35 見出し画像のフォントのウエイトが重い
>>> 36 広告が適切な位置にレイアウトされていない