キーストロークの深さを打ちやすく調節できる高級キーボードならコレで決まり! | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

キーストロークの深さを打ちやすく調節できる高級キーボードならコレで決まり!

2018.8.18 SAT

ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ 
キーストロークの深さを打ちやすく調節できる高級キーボードならコレで決まり!
~PFU「REALFORCE R2 (PFU Limited Edition)」レビュー
2018年07月31日
TEXT:山口真弘(ITライター)

PC周りでケチらずに奮発すべきところといえば、ディスプレイ、キーボード、マウス、あとはチェアあたりでしょうか。どれも日常的に使用するだけに、よいものを入手しておけば長期間にわたって作業効率はアップし、かつ腱鞘炎や腰痛、眼精疲労など、健康への悪影響も最小限にとどめられます。

もしキーボードで奮発するのであればオススメなのが、東プレの「REALFORCE」シリーズです。もともと業務用で評価の高かった製品が一般向けに市販されて人気になった経緯があり、価格は1万円を超えるなど昨今のキーボードの中では高額ですが、伝統的なキーボードが持つ厚みのあるボディをベースに、円錐スプリング方式による静電容量無接点方式を採用するなど、現行のキーボードからは失われつつある質実剛健さを今に伝えるモデルです。
今回紹介する「PFU Limited Edition」はテンキーレスタイプ。ホワイトもあります

今回紹介する「PFU Limited Edition」はテンキーレスタイプ。ホワイトもあります

ゴツい! だがそれがいい! ちなみにイマドキのキーボードには珍しい国産です

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ブラックのキートップに印字される文字がこれまたブラックというスタイリッシュな仕様

ブラックのキートップに印字される文字がこれまたブラックというスタイリッシュな仕様

同時押しした順に全てのキーを認識する「Nキーロールオーバー機能」を搭載します

同時押しした順に全てのキーを認識する「Nキーロールオーバー機能」を搭載します

さて、今回新たに登場したのが、PFUとのタイアップによる「REALFORCE R2(PFU Limited Edition)」です。見た目は一般的な日本語配列のテンキーレスキーボードですが、ユニークなギミックを備えています。それはキーの下に「一体型キースペーサー」と呼ばれるシートを敷くことによって、ストロークの深さを調節できる機能です。

本製品はストロークが深く、しっかりした打鍵感を求めるユーザには最適ですが、最近のノートPCに慣れたユーザからすると、キーが沈み込みすぎると感じることもしばしばです。指を横に滑らせるようにしながら高速にテキストを入力する癖がついてしまっている人だと、その傾向が顕著でしょう。

本製品は、付属のウレタン製のキースペーサーをキーの下に敷くことによって、キーが深く沈み込まないように設定できます。これならば、せっかく購入した高価な製品が、ストロークの深さが合わずお蔵入りになってしまう心配をしなくて済みます。キースペーサーは厚みの異なる2種類が用意されているので、好みのものを使えます。
付属のキースペーサー。これをキーの下に敷きます。右上はキーを取り外すキートッププラー

付属のキースペーサー。これをキーの下に敷きます。右上はキーを取り外すキートッププラー

まずはキートッププラーを使ってキーを引き抜きます。根気のいる作業ですが気長にやります

まずはキートッププラーを使ってキーを引き抜きます。根気のいる作業ですが気長にやります

2mmもしくは3mm厚のキースペーサーのどちらか一方を選んでキー面に敷きます

2mmもしくは3mm厚のキースペーサーのどちらか一方を選んでキー面に敷きます

付属の配置表を参考に、元通りになるようキーをはめ込めば作業は完了です

付属の配置表を参考に、元通りになるようキーをはめ込めば作業は完了です

もっとも、単にキーの下にウレタンのシートを挟み込んだだけでは、異物が挟まって押し込めなくなったのと変わらず、文字入力自体ができなくなりかねません。そこで本製品は、キーがどれだけ沈み込めば「キーが押された」と見なすのか、深さを3段階で調整できる仕組み(APC機能)を備えています。これにより、キーの沈み込みが浅くても、きちんと入力が可能になるわけです。

またWindowsのみとなりますが、キーごとにこれらの深さを調節できるユーティリティも用意されていますので、押す力の弱い小指など、特定の指だけいつもキー入力を取りこぼしやすい場合は、軽い力で認識されるようにするといったカスタマイズも可能です。爪を伸ばしていてキー入力がしづらい女性なども、使えるシーンが多いのではないでしょうか。
付属のユーティリティ。キーが反応する深さを一括もしくは個別に調整できます

付属のユーティリティ。キーが反応する深さを一括もしくは個別に調整できます

このほかにもCapsLockキーとCtrlキーの入れ替えなど多彩な設定が可能です

このほかにもCapsLockキーとCtrlキーの入れ替えなど多彩な設定が可能です

筆者もかれこれ15年近く使っているこの「REALFORCE」シリーズ、今回は新製品である「REALFORCE R2(PFU Limited Edition)」を紹介しましたが、本家である東プレでは、ほかにもテンキーありモデルやキーを押し下げる加重がやや軽いタイプ、静音モデル、ボディの色違いなど、さまざまなバリエーションをラインナップしています。価格にも幅がありますので、そちらも併せてチェックすると、納得の行く製品選びができるのではないでしょうか。

製品名:REALFORCE R2「PFU Limited Edition」
実売価格:30,780円
発売元:PFU
Amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07DVG2LN6/mdndi-22/

[筆者プロフィール]
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
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