スマホ依存に絶大な効果!? 時間が来るまで取り出せないタイマー付きボックス | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

スマホ依存に絶大な効果!? 時間が来るまで取り出せないタイマー付きボックス

2020.7.9 THU

ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ 
スマホ依存に絶大な効果!? 時間が来るまで取り出せないタイマー付きボックス~Aistuo「タイムロッキングコンテナ」レビュー
2020年03月10日
TEXT:山口真弘(ITライター)

やらなくてはいけないことがあるのに、ついついスマホを触ってしまう。ダイエットしようと思っているのに、ついついお菓子に手が伸びてしまう。いずれもよくある話です。やめようと決心したものの、心の中でいろいろな言い訳をしながら、ズルズルと行ってしまうこともしばしばです。

こうした誘惑を物理的に断ち切ってくれる心強いアイテムが、今回紹介する「タイムロッキングコンテナ」です。
製品本体。駆動用の電池と、非常用のUSBケーブル(後述)が付属します

製品本体。駆動用の電池と、非常用のUSBケーブル(後述)が付属します

高さは約18cm。500mlのペットボトルよりも若干低い程度です

高さは約18cm。500mlのペットボトルよりも若干低い程度です

開封直後は誤操作を防ぐため、ロック防止のピンが蓋の裏側に刺さっています

開封直後は誤操作を防ぐため、ロック防止のピンが蓋の裏側に刺さっています

付属の電池は蓋の裏に取り付けます。これらは蓋のロックとタイマー表示に使われます

付属の電池は蓋の裏に取り付けます。これらは蓋のロックとタイマー表示に使われます

これは、一言で言うと、タイマー付きでロックが可能な収納ボックスです。この中にスマホやお菓子、タバコなど誘惑の元凶を入れ、本体上部のボタンを使って、ロックが解除されるまでの時間をセットします。

スタートボタンを押すと5秒間の猶予時間のあとロックがかかり、指定した時間までは、どんなことがあろうとフタを開けて取り出せなくなるという仕組みです。

ロックの時間は分単位で、最短1分から最長999時間59分59秒、つまり約1ヶ月半まで指定できます。ロックを解除して強引に取り出す救済方法があってもよさそうなものですが、本製品はタイマーの値が0になるまでは、どうやっても開けることができません。

もちろん、ボディそのものを破壊して取り出す手はありますが、プラスチック製とはいえかなり頑丈で、力づくで破壊して取り出すとなると、中に入れたモノ自体が無事では済まないでしょう。誘惑を断ち切る効果は絶大です。
直径は約15cm、大型のスマホも余裕で入るサイズです

直径は約15cm、大型のスマホも余裕で入るサイズです

フタを閉じたところ。ロック前であれば上部のボタンを押して取り出せます

フタを閉じたところ。ロック前であれば上部のボタンを押して取り出せます

上面のボタンを使い、ロック解除までの時間(最長999時間59分59秒)を設定します

上面のボタンを使い、ロック解除までの時間(最長999時間59分59秒)を設定します

時間設定が完了すると、5秒間のインターバルを挟んでカウントダウンが開始されます

時間設定が完了すると、5秒間のインターバルを挟んでカウントダウンが開始されます

本体のサイズは、高さがおよそ大画面スマホ程度で、横幅はおよそ15cm。タブレットは無理ですが、大型のスマホであればまず問題なく入れられます。Amazonの製品ページには、お菓子を裸のまま入れている写真もありますが、洗うことができないため、現実的ではありません。包装紙付きで入れるのならばありでしょう。

本体は透明ですので、スマホに着信があった場合も、ケースの外から見ることができます。ロック中はすぐに取り出せないとはいえ、通知の内容そのものが確認できずにストレスが溜まることはありません。これは非常に重要なポイントと言えます。

なお、タイマーの駆動に使っている電池が切れた場合は、付属のUSBケーブルを接続することで、解除が行えます。このケーブルは、電池が生きている状態では動作しませんので、ズルをするのには使えません。

注意点としては、いったんセットすると救済方法が皆無という本製品の特徴が、そのまま欠点にもなりうることです。あくまで自己責任で使い、他人の所有物を入れるのは避けたほうが、トラブル防止になるでしょう。たとえ親子関係であっても、十分に留意することをおすすめします。
電池切れの場合は付属のUSBケーブルを使ってロック解除が行なえます

電池切れの場合は付属のUSBケーブルを使ってロック解除が行なえます

裏面。ほかに取り出し口はなく、中身を取り出すには壊すしかありません

裏面。ほかに取り出し口はなく、中身を取り出すには壊すしかありません

ところでこうしたタイマー付きの収納ボックスには、海外ではkSafeというクラウドファンディング発の著名な製品があり、本製品はいわばその類似製品になります。kSafeは酒のボトルをそのまま入れられるビッグサイズもラインナップされていますが、やや価格が高く、その点で本製品はお手頃です。

もっとも本製品も、液晶がいまいち見づらかったり、ホームページ記載の制限時間が誤っていたりと、やや不安な箇所もあるのですが、それでも口コミを見る限り、廉価な製品は動作そのものの信頼性が低く、本製品は限りなくマシな選択肢だというのが筆者の見方です。

とはいえ筆者も本製品以外の実物を買って使い比べたわけではなく、また今後さらにすぐれた製品が登場する可能性もありますので、これから購入を考える場合は、前述のkSafe、さらに本製品以外の類似品も視野に入れて「これだ」と思う製品を探すことをおすすめします。

製品名:タイムロッキングコンテナ
実売価格:3,900円
発売元:Aistuo
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B07ZD4Y8KR/
[筆者プロフィール]
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
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