本、ポスター、パッケージ、映像作品、Webなど、魅力的な最新のデザインを毎週ダイジェストでお届け。今回は、商品パッケージ『SHISEIDO アクアジェル リップパレット』、書籍カバー『母/青木さやか』、CDジャケット『Diner/熊井吾郎』を紹介します。
商品パッケージ/『SHISEIDO アクアジェル リップパレット』
●Artist:Niky Roehreke
2021
資生堂インターナショナル
ミニサイズの「SHISEIDO PICO」シリーズ第4弾として、2021年5月に『アクアジェル リップパレット』が登場。ケースに100%植物由来の素材を使用したサステナブルなアイテムとなっている。「A Kiss To The Sea」をコンセプトに、白い砂浜、南国の海、夕焼けの海と3つの海をイメージした3種の色鮮やかなリップパレットを展開。イラストはアジア、アメリカ、ヨーロッパで活躍するアーティストのニキ・ローレケが手掛けたもの。
※数量限定品のため無くなり次第終了
書籍カバー/青木さやか『母』
●Designer:西村真紀子[アルビレオ]
●Illustrator:庄野紘子
2021
中央公論新社
タレントの青木さやかによる9割実話のエッセイ小説『母』。母との確執、ギャンブル依存、出産、闘病など自身の半生が綴られ、「婦人公論.jp」での連載「47歳、おんな、今日のところは○○として」に、書籍だけの原稿を大幅加筆している。デザインはアルビレオの西村真紀子、イラストは庄野紘子によるもの。白、黒、赤のコントラスト、タイトルの母から差し伸べられる手が目を引く、シンプルな構成でいながらインパクトのある書籍カバーに。
CDジャケット/熊井吾郎『Diner』
●Illustrator:shogo ogoshi
2021
KUMAI RECORDS
有名アーティストのサポートを務め、MPCプレイヤーとして活動する熊井吾郎が、通算4枚目となるアルバム『Diner』をリリース。ボーナストラック含む24曲が収録され、全曲を通して1つの作品のように視聴できるインストアルバムに。ジャケットのイラストは、熊井吾郎の他のCDジャケットと同様にイラストレーターのshogo ogoshiが担当している。作品タイトルであるダイナーが描かれ、ストーリー性を感じられるドラマティックなアートワークだ。
2021.06.07 Mon