3ステップ時間管理術 ステップ1
この章では、スケジュールを書き込むことで、自分が思うように予定を入れられる「スキマ時間」を見つけていきます。
今日からすぐに改善できるステップ1
ステップ1では、まずあなたの日常の「スキマ時間」を見つけます。このステップの実践には何の努力もいりません。その秘密は使用するツール、具体的には手帳で採用されているカレンダーのタイプにあります。
まず、手帳で採用されている主なカレンダーのタイプをご紹介します。
日本の手帳では大きくこのタイプが採用されています。使用率はそれぞれ
● ボックス式 51.6%
● レフト式 17.6%
● バーチカル式 2.7%
となっており、ボックス式とレフト式を足すと実に日本の手帳の約70%を占めることになります(日本能率協会マネジメントセンター:第9回「あなたの手帳の流儀」調査より)。
では、この中からあなたはどのタイプのカレンダーを使うべきでしょうか?
3ステップ時間管理術での“正解”は…
レフト式
この一択です。
もし、あなたが使っている手帳のカレンダーがレフト式ではないなら、今日、その手帳から卒業してください。そう言いたいくらいにレフト式には価値があります。
私自身、これまで様々なタイプの手帳を使ってきましたが、そのほとんどがボックス式でした。「そういうものだ」と疑問にも思わなかったのですが、3ステップ時間管理術を通してレフト式の価値を知り、今では「今後どんな手帳を使おうが、レフト式以外の手帳を選ぶことは一生ない」とまで思っています。一度レフト式を使ってしまうと、もうそれ以外には戻れなくなってしまうのです。
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手帳とフセンで簡単・的確にスケジュールが整理できる 3ステップ時間管理術
著:酒井 秀介 監修: 浅倉 ユキ
定価:本体1,500円+税
四六判・240ページ
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2019.11.15 Fri