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Photoshopド定番チュートリアル

2021.07.19 Mon2021.09.07 Tue

写真をレトロな網点印刷風に加工する

作例制作:マルミヤン 編集:山口優

拡大図

Photoshopで作る定番グラフィックの制作工程を一からご紹介。今回はちょっとした一手間でなんてことない写真を、レトロで味のあるビジュアルに変える網点印刷風の加工方法です。*本連載はPhotoshopで作る定番グラフィックの制作工程を一から手順通りに解説するHow To記事です。

■使用する機能「ハーフトーンパターン」「カラーハーフトーン」「描画モード」「レイヤー効果」

1.元写真を配置してレイヤーを複製する

まずはベースになる写真を開いたら(図1)、選択範囲メニュー→“すべてを選択”を選んだあと、編集メニュー→“コピー”を適用。続いて新規ファイルを作成し、編集メニュー→“ペースト”を実行する(図2)。このレイヤーを複製して最前面に配置しておく(図3)

図1
図2。この時点のレイヤーの状態
図3。元画像のレイヤーを複製して最前面に配置する

2.網点印刷風のビジュアルを作る

レイヤーパネルで複製した方のレイヤーを選択したあと、フィルターメニュー→“フィルターギャラリー...”の[スケッチ]から[ハーフトーンパターン]を選択し、[サイズ:1]、[コントラスト:1]、[パターンタイプ:点]で実行(図4)

図4。[ハーフトーンパターン]を適用すると画像を細かい網点(ドット)で構成されたモノクロのビジュアルに変換できる

続いてレイヤーパネルでこのレイヤーを[描画モード:ソフトライト]に変更する(図5)

図5。この時点のレイヤーの状態。レイヤー名は分かりやすいよう「ハーフトーンパターン」と変更しておいた

これで画像に網点(ドット)パターンをあしらうことができる(図6)(図7)

図6。画像の部分拡大。[ハーフトーンパターン]を適用したレイヤーを[描画モード:ソフトライト]にしたところ
図7。全体像。[ハーフトーンパターン]を適用したレイヤーを[描画モード:ソフトライト]にしたところ

3.画像をさらに網点印刷風に加工する

レイヤーパネルで元写真のレイヤーを複製し(図8)、フィルターメニュー→“ピクセレート”→“カラーハーフトーン...”を[最大半径:4pixel]、[ハーフトーンスクリーンの角度]のチャンネルをすべて[45]にして適用する(図9)(図10)

図8。この時点のレイヤーの状態。レイヤー名は分かりやすいよう「カラーハーフトーン」と変更しておいた
図9
図10。画像が網点状になる

このレイヤーをレイヤーパネルで[描画モード:ソフトライト]に変更すると(図11)、網点印刷風のビジュアルになる(図12)

図11。この時点のレイヤーの状態
図12。元画像に網点加工したビジュアルを合成することで、レトロな網点印刷風のビジュアルができる

4.版ズレ風の効果を加えて仕上げる

レイヤーメニュー→“画像を統合”を実行して、すべてのレイヤーを「背景」レイヤーにまとめたら、その「背景」レイヤーを複製する(図13)

図13。この時点のレイヤーの状態

続いて、レイヤーパネルで複製した方のレイヤーを選択したあと、レイヤーメニュー→“レイヤースタイル”→“レイヤー効果...”を選び、[高度な合成]の[チャンネル:R]のチェックを外して適用(図14)

図14。[チャンネル:R]のみチェックを外す

このレイヤーを移動ツールで少しずらすと版ズレ風の効果が加わり、よりレトロな印象になる(図15)

図15。レイヤーパネルで複製した方のレイヤーを選択した状態で、移動ツールを選び、矢印キーを押すと1ピクセル単位でずらすことができる

ここでは、さらに文字要素などを加えて完成とした(図16)。

図16。完成ビジュアル。最後に文字など装飾を加えた

制作者プロフィール

MARUMIYAN(マルミヤン)
グラフィックデザイナー/イラストレーター
2007年より「マルミヤン」(Marumiyan)名義で、福岡を拠点に活動を開始。雑誌、広告、CDジャケット、パッケージ、アパレル、プロダクト、Webなど、様々な媒体で活動を行う。人物や植物、動物、建物など、様々なアイコンをグラフィカルに組み合わせ、洗練された作品作りを目指す。また “FOUR DIMENSIONS WORLD” をテーマとした作品も精力的に制作している。2008年「FUNKY802 digmeout」オーディション通過。https://marumiyan.com/
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