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5分で実践! 早覚えフォトレタッチ 基本テクニック


<8>  奥にある被写体をぼかして遠近感を演出する

レンズの絞りを開けて撮影すると、ピントを合わせた部分以外の背景はぼけて写る。この撮影テクニックをPhotoshop上で擬似再現するのが、「ぼかし(レンズ)」フィルタ。選択範囲をきっちりと作成することが、ぼかし(レンズ)フィルタを上手に使うコツだ

Photoshop CS以降


<8>  奥にある被写体をぼかして遠近感を演出する  完成作品
完成画像



STEP1 元の写真は、近景から遠景までシャープにピントが合っている。

元の写真は、近景から遠景までシャープにピントが合っている。




STEP2 「なげなわツール」または「マグネット選択ツール」を利用して、メインとなる被写体の輪郭に沿った選択範囲を作成する。

「なげなわツール」または「マグネット選択ツール」を利用して、メインとなる被写体の輪郭に沿った選択範囲を作成する。

マグネット選択ツール

マグネット選択ツールとオプションの設定画面
※クリックで大きくなります


STEP3 選択範囲メニュー→“選択範囲を保存”を選び、適当な名前をつけてOKを押す。すると、選択範囲がアルファチャンネルとして保存される。

選択範囲メニュー→“選択範囲を保存”を選び、「オブジェ」と入力してOKを押す。すると、選択範囲がアルファチャンネルとして保存される。

選択範囲がアルファチャンネルとして保存される。



STEP4 選択範囲メニューで“選択範囲を解除”してから、フィルタメニュー→“ぼかし”→“ぼかし(レンズ)”を選ぶ。深度情報のソースに「オブジェ」を選択し、[反転]の欄をチェックする。すると、先ほど作成した選択範囲以外の部分にぼかしが適用される。そのほかのパラメータは図のように入力する。

選択範囲メニューで“選択範囲を解除”してから、フィルタメニュー→“ぼかし”→“ぼかし(レンズ)”を選ぶ。深度情報のソースに「オブジェ」を選択し、[反転]の欄をチェックする。すると、先ほど作成した選択範囲以外の部分にぼかしが適用される。そのほかのパラメータは図のように入力する。
※クリックで大きくなります



STEP5 完成した写真。なお、「ぼかし(レンズ)」フィルタが備わっていない、Photoshop CSよりも前のバージョンでは、「ぼかし(ガウス)」フィルタによって近い効果を生み出せるが、ハイライト部がにじんだ光学的なぼけ表現にはなりにくい。

完成した写真。なお、「ぼかし(レンズ)」フィルタが備わっていない、Photoshop CSよりも前のバージョンでは、「ぼかし(ガウス)」フィルタによって近い効果を生み出せるが、ハイライト部がにじんだ光学的なぼけ表現にはなりにくい。




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