2025年4月12日(土)から8月17日(日)まで、世田谷文学館にて「士郎正宗の世界展〜「攻殻機動隊」と創造の軌跡〜」が開催されます。代表作である「攻殻機動隊」を中心に、漫画家・イラストレーターの士郎正宗氏の現在に至るまでの軌跡を辿れる展示です。
「攻殻機動隊」で世界的な人気の漫画家
本展は、世田谷文学館の開館30周年を記念し、同文学館と株式会社講談社と株式会社パルコの共催で開催されます。士郎正宗氏の作品の原画が集結する大規模な展覧会です。
士郎正宗氏は1985年にSF漫画「アップルシード」でメジャーデビューし、熱狂的な人気を誇ることになる代表作「攻殻機動隊」の連載を1989年に開始しています。1980〜1990年代の当時はまだ世間に浸透していなかった先端技術が作中で多く取り上げられており、その後の漫画やSF文学や映画などのクリエイターたちにも大きな影響を及ぼしました。
©士郎正宗/講談社
「攻殻機動隊」は1995年に押井守監督によって「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」としてアニメ映画化されています。その後もTVアニメや実写映画や小説なども含めて幅広いメディアミックス展開が行われ、「ジャパニメーション」の魅力を広く世界に知らしめる革新的な作品となりました。
初期から現在までの代表作品が一挙に集合
本展は「攻殻機動隊」を中心に、初期の作品集「ブラックマジック」から、第五次大戦後を舞台にしたSFアクションの「アップルシード」、警察戦車隊のレオナと悪党との戦いをコミカルに描いた「ドミニオン」、異色のファンタジー作品の「仙術超攻殻オリオン」、さらに現在に至るまでの士郎正宗氏の創作を振り返ることができる展示内容です。展覧会のキービジュアルでは、「攻殻機動隊」をはじめ同氏の代表作品が集められています。
©士郎正宗/青心社
アナログ原稿とデジタル出力原稿の両面から、士郎正宗氏の活動が紹介されることも特徴です。パーソナルな部分にも迫り、蔵書やコメントもたっぷり紹介されます。
©士郎正宗/講談社
©士郎正宗/講談社
豪華な面々とのコラボ作品が実現
展覧会の開催にあわせて、豪華なアーティストとのコラボレーション作品の制作も実現されました。「カードキャプターさくら」などの数々の人気作で知られる創作集団・CLAMP、「BLAME!」を手掛けた漫画家の弐瓶勉氏、「天上天下」や「エア・ギア」を描いた漫画家の大暮維人氏、TVゲーム「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を手掛けたアニメーション監督の北久保弘之氏、映画「キル・ビル」のアニメパート演出で国際的に高く評価されたアニメーション監督・中澤一登氏などが参加しています。
ロシア出身で人気急上昇中のイラストレーターのイリヤ・クブシノブ氏や、コラージュの手法で有名なグラフィックデザイナーの河村康輔氏など、デザインの分野で特に広く知られる参加者にも注目です。アーティストの長場雄氏、写真家の小浪次郎氏らもコラボ作品の制作に参加しています。各コラボ作品を用いた展覧会オリジナルグッズも発売予定です。
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■期間:
2025年4月12日(土)~8月17日(日)
■開催場所:
世田谷文学館
東京都世田谷区南烏山1-10-10
■問い合わせ先:
世田谷文学館/株式会社講談社/株式会社パルコ
url. https://www.shirow-masamune-ex.jp/