2023年4月1日（土）から6月4日（日）まで、東京都庭園美術館にて「建物公開2023 邸宅の記憶」展の開催が予定されている。

1983年に開館した東京都庭園美術館の本館は、1933年に朝香宮家の本邸として竣工した建物。今回の展覧会では邸宅の主であった朝香宮家の人々に焦点を当て、当時の生活の一端が紹介される。

東京都庭園美術館では、これまでにも朝香宮邸の邸宅空間を生かした展覧会を開催してきた。毎年異なるテーマで、さまざまな角度から旧朝香宮邸の魅力を紹介。2023年は開館40周年という節目の年となる。

アール・デコの粋を集めた旧朝香宮邸の魅力を伝える本展では、宮邸時代の家具や調度を用いて邸宅空間を再現。写真、映像資料、工芸品、調度品、衣装などの展示でも、当時の空気が伝えられる。

建物を特徴づける素材やディテールに実際に触れられるコーナーも用意。さらに、本館内では来館者による写真撮影も認められている（一部制限の場合あり/非営利目的の個人利用に限定/フラッシュ・レフ板・三脚・自撮り棒・望遠レンズの使用は不可/動画撮影は不可）。

4月1日（土）と4月2日（日）には、18歳以下（2004年4月2日以降生まれ）が観覧無料となる「Welcome Youth（ウェルカムユース）」も実施。また、4月1日（土）は夜20:00まで開館する「ナイトミュージアム」も楽しめる。

※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認

■期間：
2023年4月1日（土）～6月4日（日）

■開催場所：
東京都庭園美術館 本館/新館
東京都港区白金台5-21-9

■問い合わせ先：
東京都/東京都庭園美術館
tel. 050-5541-8600（ハローダイヤル）
url. https://www.teien-art-museum.ne.jp/