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お洒落クリエイターの心をくすぐるプロダクトレビュー

2026.05.28 Thu

スマホカメラとは一味違ったレトロな質感の写真を楽しもう!

おしゃれで使える手の平サイズのミニレトロカメラ「HARU」

文・写真:平田順子

ほとんどのスマホに高機能なカメラがついていても(だからこそ?)、トイカメラなどのカジュアルなカメラは根強い人気があります。毎月多くの製品がリリースされていて、どれを買えばよいのか悩んでしまうほどです。

そうした中でも、今回はミニレトロカメラ「HARU」をご紹介します。昔のカメラを小さくしたようなアルミ製のボディがとてもオシャレ。しかしデジタルカメラなので高価なフィルムや現像代はかかりません。エモいカラーフィルターや動画撮影も可能な、「HARU」のかわいいだけではない使い勝手について、レポートしていきます。

フィルムのようなレトロ感のある写真を撮れる「HARU」

ミニレトロカメラ「HARU」は、iPhoneの4分の1ほどの小さなボディながら、写真も動画も撮影できるカメラです。

iPhoneの4分の1ほどの大きさの「HARU」
「HARU」のサイズは縦40mm×横52mmx厚み17mm

アルミ製のボディでチープ感がなく、とてもオシャレ。付属のネックストラップで首から下げたり、付属のハンドストラップでキーホルダーにしたりできるので、ファッションアイテムとしても楽しめます。

付属のネックストラップをつけて首から下げられる
付属のハンドストラップでキーホルダーにもできる

「HARU」は昔のフィルムカメラをモチーフにしたデザインですが、デジタルなのでフィルム代や現像代などのコストはかからず、撮影はとても簡単です。写真を撮るときは、カメラの底部にあるメモリーカードスロットからmicroSDを挿入し、電源ボタンを3秒以上長押しします。そうすると青いインジケーターランプと液晶画面が点灯し電源がオンになります。

カメラ底部にあるメモリーカードスロットにmicroSDカードを挿入
電源ボタンを長押しするとインジケーターのランプと液晶画面が点灯する

microSDが挿入されている状態で電源がオンになると自動で写真撮影モードになり、液晶の左上にカメラアイコンが表示されます。そしてカメラボタンを押すとカシャッというシャッター音がしてフラッシュが光り、写真が撮影できます。

写真撮影モードになると液晶画面の左上にカメラアイコンが、右上には撮影可能枚数が表示される
カメラボタンを押すとフラッシュが光り写真が撮れる

撮影した写真は、スマホで撮るよりも少し色が浅くフィルムカメラで撮ったようなレトロな質感になります。フォーカスを合わせる機能はないので、被写体にフォーカスが合う距離から撮影するようにしましょう。また、カメラボタンを押すときにカメラが動くとブレてしまうので、しっかり持つよう注意します。

「HARU」で撮影した写真。少し色が浅くレトロな質感に

5色のカラーフィルター機能があり、個性的な写真を撮ることもできます。撮影モードで、「HARU」の側面にあるダウンボタンを押すとピンク、グリーン、ブルー、グレー、イエローの順番で色が切り替わります。

撮影モードで「HARU」の側面にあるダウンボタンを押す
ピンクのカラーフィルターが適用された
ダウンボタンを押すごとにグリーン、ブルー、グレー、イエローの順番でカラーフィルターが切り替わる

動画撮影・音声収録に加えWebカメラにも活用できる

「HARU」は動画撮影もできます。電源オンになっている状態で電源ボタンを一度押すと写真撮影モードから動画撮影モードに切り替わり、ビデオカメラアイコンが表示されます。そしてカメラボタンを押すと撮影が開始し、もう一度押すと終了します。

電源ボタンを短く押すと動画撮影モードに切り替わり、カメラボタンを押すと撮影開始。赤い文字で撮影時間が表示される

暗い場所の動画撮影に便利な、補助ライトをつけることもできます。動画撮影モードで「HARU」の側面にあるアップボタンを3秒長押しするとライトが点灯し、再度長押しすると消灯します。

動画撮影モードでアップボタンを長押しすると、補助ライトが点灯する

動画に音声を入れたくない場合には、アップボタンを短く押すと、液晶画面の右上にマイクに赤い斜め線が入ったアイコンが表示されサイレントモードになります。音声オン/オフの切り替えは、補助ライトの点灯中や動画の撮影中にも行えます。

なお、写真撮影モードのときに同様の手順で音声をオフにすると、撮影時のシャッター音とフラッシュがつきません。また、先ほど紹介したカラーフィルターは、動画撮影にも適用できます。

サイレントモードにし、ピンクのカラーフィルターで動画を撮影

逆に音声録音のみしたい場合は、撮影モード時にカメラボタンを長押しします。もう一度カメラボタンを押すと録音開始、再度押すと録音終了になります。

音声録音モードの画面。録音中は赤で収録時間が表示される

また、「HARU」をWebカメラとして使用することもできます。microSDカードを取り出してから、底面にあるType-CポートとPCをUSBケーブルで接続します。そして、Web会議ツールでカメラのリストから「GENERAL-UVC」を選択。会議中に手元のプロダクトを映して見せたいときなど、PCの固定カメラでは不便を感じる場面で活用できるでしょう。

「HARU」とPCをUSBで接続
Web会議ツールのカメラに「GENERAL - UVC」を選択
「HARU」で自分の代わりに人形を映した

「HARU」のデータ管理と設定方法

「HARU」で撮影・録音したデータを液晶画面でプレビューするときは、撮影モードで電源ボタンを短く押します。写真撮影モードのときは2回、動画撮影モードのときは1回押すとプレビューになります。

動画は「.avi」、写真は「.jpg」、音声は「.wav」の拡張子で保存されていて、アップボタン・ダウンボタンを押すと順番に表示されます。動画はカメラボタンを押すことで再生・停止が可能です。

動画データは「.avi」の拡張子で再生マークが表示される
写真データは「.jpg」の拡張子で保存されている
音声データは録音時のアイコンが表示され、「.wav」の拡張子になっている

ファイルを削除したいときは、カメラボタンを長押しすると「削除」と表示されるので、再度カメラボタンを押します。次に「1つを削除します」と「すべてを削除」が表示されるので、希望する方を選び、カメラボタンを押すと削除できます。PCでプレビューや削除を行う場合は、microSDカードを挿した「HARU」をUSB Type-Cで接続します。

削除したいデータをプレビュー中にカメラボタンを長押しすると「削除」と表示される
1つ削除かすべて削除かを選び、カメラボタンを押すとデータを削除できる

撮影モード時にダウンボタンを長押しすると設定画面になり、「画像サイズ」「動画サイズ」「日付表示」「言語選択」を設定できます。日付は写真や動画の左下に表示されます。言語設定では、液晶に表示されるメニューの言語を変えられます。

画像サイズ、動画サイズ、日付表示、言語選択の設定ができる

写真は20M、18M、16M、12M、5M、2Mの6種類から、動画は2K、1080P、720Pの3種類からサイズを選べます。任意のものを選択し、カメラボタンを押すと設定できます。ファイルを保存するmicroSDカードは、最大128GBまで使用できます。

写真は20M〜2Mの6種類のサイズから選んで設定できる
動画は3種類のサイズから選んで設定できる

「HARU」の充電は、Type-CポートにUSBケーブルを接続し、コンセントやPC、モバイルバッテリーなどで行います。充電中はインジケーターが赤く光り、フル充電となったら光が消えます。電源をつけた状態で3分間操作がないときは、自動でシャットダウンする省エネ設計です。もし「HARU」が動作しなくなったり、フリーズしたりしたときは、底面にあるリセットボタンに細いピンを差し込むとリセットできます。

充電中は、電源ボタンとカメラボタンの間にあるインジケーターが赤に光る
動作しなくなったときは、底面のリセットボタンに細いピンを挿すとリセットできる

「HARU」の外観は一見するとファインダーやダイアルなどがあるように見えますが、これらはデザイン上のもので実際には機能しません。ここまでで紹介したボタンなどが操作できるすべてのものになります。

付属品はネックストラップ、ハンドストラップ、Type-A/Type-CのUSBケーブル、CtoCコネクター(Android用)、取扱説明書(英語・中国語)となっています。本体カラーは今回紹介したブラックの他に、ブラウンがあります。

「HARU」にはネックストラップ、ハンドストラップ、USBケーブル、Android対応のCtoCコネクター、取扱説明書が付属している

まとめ

「HARU」はiPhoneの4分の1ほどの小さなサイズ感がかわいらしく、アルミ製のボディがとてもオシャレなカメラです。付属のストップで首から下げたりカバンに下げたりでき、ファッションアイテムとしても楽しめます。

小ささゆえに一見するとおもちゃのようでもありますが、写真も動画もしっかり撮影できます。デジタルカメラなので、PCなどに取り込んでSNSにアップすることも可能です。

高機能に進化したスマホカメラとは違い、あえてレトロな風合いを楽しむためのカメラとして楽しめるでしょう。カラーフィルターも適用でき、個性的な写真や動画撮影が行えます。他にもWebカメラに使えたりと、小さいながらもできることが多いです。

添付の取扱説明書が英語と中国語のみなのが懸念点ではありますが、使用方法は本記事で網羅しているので、ぜひ参考にしてください。

DATA

製品名:ミニレトロカメラ「HARU」
定価:5,800円(税込)、microSDカード付き 6,900円(税込)
カラー:ブラック、ブラウン
発売元:UI
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0GW85VYF3/ 

平田順子
ライター・編集者
大学生時代より雑誌連載をスタートし、音楽誌やカルチャー誌などで執筆。2000年に書籍『ナゴムの話』(太田出版刊)を上梓。音楽誌『FLOOR net』編集部勤務ののちWeb制作を学び、2005年よりWebデザイン・マーケティング誌『Web Designing』の編集を手がける。近年はデジタルマーケテイング媒体での執筆が増え、クリエイターをはじめマーケターや経営者の方々の取材を手がけている。https://junkohirata.work/
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