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作業が捗る!クリエイティブワークが楽になる作業効率化「Tips」

2024.02.01 Thu

Macユーザーがe-Taxで確定申告するために必要な基礎知識(2024年最新版)

文・画像:塚本建未

消費税の申告

作成する申告書の選択のページにある「消費税」をクリック

本記事は、所得税の青色申告書作成までを解説した記事ですが、2024年の更新情報としてインボイス制度にも少し言及しましたので、「消費税」の申告を開始する方法についても簡単に触れておきます。

「消費税」の申告する場合は、作成する申告書の選択のページにある「消費税」をクリックすることで作成をスタートできます。筆者は免税事業者を選択したため、ここからのステップを詳細に確認することはできないのですが、e-Taxで青色申告書を作成できる方は、それほど操作に迷うことはないかと思います。

ただし、インボイス制度に関しては複雑ですので、制度開始初年度である2024年は大きな混乱が予想されます。特に自分が発注者側になることもあるフリーランスや、仕入れなどを伴う自営業の方は、自身がインボイスを発行するだけでなく、インボイスを適正に保存・管理する必要が出てくるので、より作業が複雑になると予想されます。不明点や疑問点がある場合は、税理士・公認会計士、税務署の職員、会計ソフトのサポート、青色申告会といった専門家に相談・質問する必要性も出てくるかもしれません。

まとめ

事前の設定だけでも何重にもハードルがあり、国税庁とデジタル庁の縦割り行政が見え隠れする点など、正直なところe-TaxのシステムやUIは使い勝手が良い訳ではありません。しかし、年々改善されてきているのも事実です。前述のように、2024年度はマイナポータルと連携した自動入力によって、社会保険や医療費などの控除額の入力作業に関しては大幅に利便性が向上している点からも、そのことがわかります。

e-Taxは導入するまでは大変であっても、一度登録してしまえば、次回からはかなり作業が楽になるサービスです。また、依然としてWindowsに比べてMacの場合は制限も多く感じられる部分もありますが、少しづつ改善されています。何より自宅から好きな時間に確定申告を済ませられるメリットは、かなり大きいのではないでしょうか。e-Taxへの移行を検討しているMacユーザーのクリエイターの皆さんは、本記事を参考にしてぜひチャレンジしてみてください!

著者プロフィール

塚本 建未
ライター・編集者・イラストレーター
フリーランスのライター・編集者・イラストレーター。高校はデザイン科を卒業し、大学は、文学部とスポーツ科学部の2つの学部を卒業。フィットネス・トレーニング関連の専門誌で編集者・ライターとしてキャリアを積む。メインの活動の場をWebメディアに移行してからは、ITツール紹介やWebマーケティング分野などを得意領域として活動を続けている。
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