文房具好きとして知られる女優でモデルの三戸なつめさんと、東京都内の文房具店で見つけた心ときめくアイテムをご紹介します。今回訪れたのは、新橋駅、銀座駅からほど近い「月光荘画材店」。

100年以上の歴史を持つ月光荘は、日本初となった純国産絵の具を始め、オリジナルのアイテムのみを取りそろえた画材店。画材以外の雑貨も豊富で、絵を描かない方でも楽しめるお店です。今回三戸さんがセレクトしたのは、ガラスにも描ける水溶性クレヨン、ホルンのマークがかわいいショルダーバッグ、厚め用紙のスケッチブックの3点です。

月光荘画材店で見つけた文房具＆雑貨その1「月光荘カラーコンテ」
ガラスに描けてすぐ消せる！便利で楽しいカラーコンテ

水溶性クレヨンタイプの「月光荘カラーコンテ」は、窓ガラスにも自由に描け、濡れた布で拭くだけで消すことも可能。準備も後片付けも簡単な画材です。紙に描いて水筆でなぞれば水彩絵の具のようにも使うことができます。素材にはライスワックスを使用していて、万が一口に入っても安全。

三戸さん「ガラスに描けるなんて、超楽しいです……!!普通のクレヨンよりも引っかかりが少なく、するすると滑らかな描き心地。水で消せるのも便利ですよね。子どもが落書きしちゃっても大丈夫！水彩絵の具にもなり、色々な使い方ができるのも魅力です」。

かつて「肌色」と呼ばれていたカラーをあえて入れていないのは、人を描くときにも想像力と観察力を働かせてほしいという月光荘からのメッセージ。創造性を豊かに育む「カラーコンテ」は、お子さんへのプレゼントにもおすすめです。

月光荘画材店で見つけた文房具＆雑貨その2「ショルダーバッグ」
トレードマークの“ホルン”が映えるショルダーバッグ

月光荘では画材の持ち運びにも便利な布製バッグも販売中。全てのバッグに付いているトレードマークのホルンは、そのときどきにある素材を縫い付けていて二つとして同じものはないのだそう！三戸さんは、帆布を使った軽くて丈夫なアイテムから、小サイズのショルダーバッグをチョイス。かぶせ蓋をマジックテープで留めるタイプのバッグは昔の学生鞄のよう。

三戸さん「キャンバス地のバックって絵描きさん感があってテンションが上がります！マジックテープで蓋を閉じるのも懐かしさがあってかわいいですね。縫い付けてあるホルンの手作り感もきちんとし過ぎていなくて、このお店の温かさを感じます」。

このほかにもリュックタイプの「ゼッケンバッグ」や荷物がたっぷり入る「おけいこバッグ」などもラインナップ。自分だけのとっておきのバッグを探すため、お店に訪れて選びたいアイテムです。

月光荘画材店で見つけた文房具＆雑貨その3「スケッチブック」
どこにでも連れて行きたい！カラフルなスケッチブック

月光荘の「スケッチブック」はキャンバス地に合わせたF規格の6サイズを展開中。表紙は赤、青、黄、緑、ピンク、黒のカラフルな6色をラインナップしています。中の用紙はデッサン向きの薄紙「ウス」や、一般的な画用紙に近く幅広い用途に活躍する「アツ」など全部で6種類。三戸さんはいちばん厚い「特アツ」で小さめの0Fサイズをセレクト。

三戸さん「今持っているスケッチブックは薄い紙なので、この厚紙に惹かれました！水に濡れても丈夫そうだし、ざらっとした質感が鉛筆で描いたときにいい味になりますね。表紙のカラーバリエーションが豊富なので選べる楽しみがあるのもうれしいです」。

リングが表紙の内側に収まる仕様で引っかかりにくく、鞄に入れて持ち歩くのにも便利な一冊です。旅先でのスケッチにも活躍しそう。

今回訪れたのは「月光荘画材店」

月光荘画材店は今年で創業105年の老舗の画材店。2006年、新橋駅と銀座駅からの徒歩圏内である現在のビルに移転し、道沿いから少し奥まったところに店舗があります。入り口にはトレードマークであるホルンの看板が！日本で初めて純国産絵の具を開発した画材店でもあり、店内にはオリジナル製品が並びます。詳しくは、有名アーティストたちに愛される！銀座「月光荘画材店」をチェック。