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Photoshopド定番チュートリアル

2025.04.08 Tue

Photoshopでレトロな渦巻き模様を作るテクニック(渦巻き/レトロ/グルーヴィー/サイケ)

作例制作:マルミヤン 編集:山口優

Photoshopで60〜70年代風のレトロな渦巻き模様を作る方法を紹介します。グラフィックの背景やデザインのアクセントなどに活用できて便利です。適用するグラデーションを変更することで手軽にカラーバリエーションを作成できるので、ぜひ試してみてください。
*本連載はPhotoshopで作る定番グラフィックの制作工程を、一から手順通りに解説するHow to記事です。

■使用する機能「塗りつぶしレイヤー」「波形」「スマートオブジェクト」「極座標」「渦巻き」「ちりめんじわ」「ハーフトーンパターン」「粒状」「グラデーションマップ」

【Photoshop】レトロな渦巻き模様を作る: 
1.元となる放射状の模様を作成する

まずは新規ファイルを[幅:1200ピクセル]、[高さ:1200ピクセル]、[解像度:350ピクセル/インチ]、[カンバスカラー:白]で作成し、正方形のまっさらなカンバスを用意する(図1)

図1

次にレイヤーメニュー→“新規塗りつぶしレイヤー”→“グラデーション...”を選択。「新規レイヤー」ダイアログが表示されるので、そのまま[OK]をクリックする(図2)

図2。「新規レイヤー」ダイアログが表示されたら、そのまま[OK]をクリックする

「グラデーションで塗りつぶし」ダイアログが表示されたら(図3)、[グラデーション]の右横にある下向きの矢印をクリックしてプリセットを表示し、[基本]の[黒、白]を選んで適用する(図4)(図5)

図3
図4。[グラデーション]の右横の下向きの矢印(赤枠部分)をクリックしてプリセットを表示し、[基本]の[黒、白]を選択する(青枠部分)
図5

続いてフィルターメニュー→“変形”→“波形...”を選び、警告ダイアログが表示されたら[スマートオブジェクトに変換]を選択(図6)

図6。警告ダイアログが表示されたら[スマートオブジェクトに変換]を選択する

「波形」ダイアログが表示されたら、[波数:999]、[波長]を[最小:101]、[最大:102]、[振幅]を[最小:998]、[最大:999]、[比率]を[水平:100%]、[垂直:100%]、[種類:矩形波]、[未定義領域:端のピクセルを繰り返して埋める]で適用する(図7)(図8)

図7。[波数:999]、[波長]を[最小:101]、[最大:102]、[振幅]を[最小:998]、[最大:999]、[比率]を[水平:100%]、[垂直:100%]、[種類:矩形波]、[未定義領域:端のピクセルを繰り返して埋める]に設定する
図8。ストライプが作成される

次に、フィルターメニュー→“変形”→“極座標...”を[直交座標を極座標に]で実行する(図9)(図10)

図9。[直交座標を極座標に]に設定する
図10。放射状の模様が表現できる

【Photoshop】レトロな渦巻き模様を作る: 
2.放射状模様を変形して渦巻き状にする

渦巻き模様を表現していく。まず、フィルターメニュー→“変形”→“渦巻き...”を選んだら、[角度:80°]で適用する(図11)(図12)。これで渦巻き模様ができる。

図11。[角度:80°]に設定する。必要に応じてプレビューの表示倍率(左上の赤枠部分)を調整すると、全体像が把握しやすくなる
図12。放射状の模様が変形して渦巻き状になる

渦巻き模様のラインの数や太さを調整したい場合は、レイヤーパネルで[スマートフィルター]の[波形]をダブルクリックすると(図13)、ダイアログが表示されるので[OK]をクリック(図14)

図13。この時点のレイヤーの状態。赤枠部分の[スマートフィルター]の[波形]をダブルクリックする
図14。ダイアログが表示されたら[OK]をクリックする

「波形」ダイアログが表示されたら、[波長]を大きな数値に変更するとラインが太く少なくなる(図15)(図16)

図15。[波長]を大きな数値に変更すると、渦巻きのラインの数が少なく、太さが太くなる
図16

逆に[波長]を小さな数値に変更するとラインが細く多くなる。ここでは[波長]を[最小:70]、[最大:71]に変更して適用した(図17)(図18)

図17。ここでは[波長]を[最小:70]、[最大:71]に変更した
図18

【Photoshop】レトロな渦巻き模様を作る: 
3.渦巻き模様に色や質感をつけて仕上げる

ビジュアルを仕上げていく。まず、[描画色]を黒、[背景色]を白に設定したら、渦巻きのレイヤーが選択された状態のまま、フィルターメニュー→“フィルターギャラリー...”を選択。[スケッチ]の[ちりめんじわ]を[密度:7]、[描画レベル:50]、[背景レベル:0]に設定する(図19)

図19。[スケッチ]の[ちりめんじわ]を[密度:7]、[描画レベル:50]、[背景レベル:0]に設定する

続いて右下の[+]ボタンをクリックして新しいエフェクトレイヤーを追加したら、[スケッチ]の[ハーフトーンパターン]を[サイズ:3]、[コントラスト:30]、[パターンタイプ:点]に設定する(図20)

図20。赤枠部分をクリックしてエフェクトレイヤーを追加し、[スケッチ]の[ハーフトーンパターン]を[サイズ:3]、[コントラスト:30]、[パターンタイプ:点]に設定する

さらに右下の[+]ボタンをクリックして新しいエフェクトレイヤーを追加したら、[テクスチャ]の[粒状]を[密度:6]、[コントラスト:90]、[粒子の種類:標準]に設定して適用する(図21)(図22)

図21。エフェクトレイヤーを追加して、[テクスチャ]の[粒状]を[密度:6]、[コントラスト:90]、[粒子の種類:標準]に設定する
図22

レイヤーメニュー→“新規調整レイヤー”→“グラデーションマップ...”を選び、「新規レイヤー」ダイアログが表示されたら[OK]をクリック(図23)

図23。「新規レイヤー」ダイアログが表示されるので、そのまま[OK]をクリックする

続いて、プロパティパネルのグラデーションサンプル(マウスポインターを合わせると「クリックでグラデーションを編集」とヒントが表示されるバー状のグラデーション見本)をクリックして(図24)、グラデーションエディターを開く。

図24。赤枠部分がグラデーションサンプル。バーの上をクリックするとグラデーションエディターを開くことができる 

グラデーションエディターが表示されたら、プリセットの[ピンク]から[ピンク_13]を選んだあと(図25)、左側のカラー分岐点をクリックして選択し、[カラー]を濃いピンク(ここでは16進数カラーコード[#e33575])に変更して適用する(図26)(図27)

図25。プリセットの[ピンク]から[ピンク_13]を選択する
図26。左側のカラー分岐点(赤丸部分)をクリックして選択し、[カラー]を濃いピンク(ここでは16進数カラーコード[#e33575])に変更する
図27。ピンクの渦巻き模様が完成。なお、グラデーションマップで適用するグラデーションを変更すれば、手軽にカラーバリエーションを作成できるので試してみてほしい

ここでは、さらに文字要素などを配置して完成とした(図28)

図28。完成ビジュアル

以上、Photoshopで60〜70年代風のレトロな渦巻き模様を作る方法でした。

制作者プロフィール

MARUMIYAN(マルミヤン)
グラフィックデザイナー/イラストレーター
2007年より「マルミヤン」(Marumiyan)名義で、福岡を拠点に活動を開始。雑誌、広告、CDジャケット、パッケージ、アパレル、プロダクト、Webなど、様々な媒体で活動を行う。人物や植物、動物、建物など、様々なアイコンをグラフィカルに組み合わせ、洗練された作品作りを目指す。また “FOUR DIMENSIONS WORLD” をテーマとした作品も精力的に制作している。2008年「FUNKY802 digmeout」オーディション通過。https://marumiyan.com/
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