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Photoshopド定番チュートリアル

2025.04.22 Tue

Photoshopで人物の残像を表現する手法
(残像/動き/写真加工)

作例制作:マルミヤン 編集:山口優

Photoshopで人物の動きに合わせて残像を表現する方法を紹介します。
*本連載はPhotoshopで作る定番グラフィックの制作工程を、一から手順通りに解説するHow to記事です。

■使用する機能「被写体を選択」「ワープ」「レイヤーの不透明度」「ぼかし(移動)」

Photoshopで残像を表現する: 
1.元となる写真を配置して被写体のみ切り抜く

まずは新規ファイルを[幅:1200ピクセル]、[高さ:1200ピクセル]、[解像度:350ピクセル/インチ]で作成したら、元となる写真素材を用意して配置する(図1)

図1

レイヤーパネルで元写真のレイヤーを選択したら、選択範囲メニュー→“被写体を選択”を実行して被写体の輪郭に沿って選択範囲を作成(図2)

図2。被写体の輪郭に沿って選択範囲を作成する

この選択部分をコピー&ペーストしたあと(図3)、command +Jキー(Macの場合。WindowsではCtrl+Jキー)を押してそのレイヤーを複製する(図4)(図5)

図3。この時点のレイヤーの状態。選択部分(被写体部分)をコピー&ペーストすると新規レイヤー(ここでは「レイヤー1」)にペーストされる
図4。この時点のレイヤーの状態。被写体のレイヤー(ここでは「レイヤー1」)が前面に複製される
図5。見た目自体に変化はないが、元の写真素材の前面に被写体部分を切り抜いたレイヤーが2枚重なっている状態

Photoshopで残像を表現する: 
2.動きに合わせて手足のブレを表現する

手足の動きを表現していく。レイヤーパネルで2枚の被写体のレイヤーのうち、背面の方を選択したら(図6)、編集メニュー→“変形”→“ワープ...”を選択。被写体の前面にグリッド状のワープメッシュが表示されるので(図7)、その四隅のコントロールポイントやグリッドの交差部分をドラッグしたり、コントロールポイントから出ているハンドルをドラッグして、手足が二重に見えるように変形していく(図8)(図9)

図6。この時点のレイヤーの状態。被写体のみ切り抜いたレイヤー2枚のうち、背面の方を選択する
図7。被写体の前面にグリッド状のワープメッシュが表示される
図8。赤丸部分がコントロールポイント。そこから出ている棒状のものがハンドル。ポイントやグリッドの交差部分、ハンドルをドラッグすることで、モチーフの形状を変形できる
図9。ワープ機能で変形させた状態

変形できたら、Enterキーを押して(またはオプションバーの[○]をクリックして)変形を確定させる(図10)

図10

この変形したレイヤーを複製して背面に配置したら(図11)、編集メニュー→“変形”→“ワープ...”で手足がブレているように変形させる(図12)(図13)

図11。この時点のレイヤーの状態。変形したレイヤーを複製して背面に配置しする
図12。ワープ機能で変形させる
図13。変形できたらEnterキーを押して(またはオプションバーの[○]をクリックして)変形を確定させる

同様にこのレイヤーを複製して背面に配置し、編集メニュー→“変形”→“ワープ...”で手足の動きに合わせて変形させておく(図14)(図15)

図14
図15。この時点のレイヤーの状態

Photoshopで残像を表現する: 
3.手足のブレを残像のように表現する

残像を表現していく。まず、レイヤーパネルで前面から2番目のレイヤーを選択したら、[不透明度:80%]に変更する(図16)(図17)

図16
図17。この時点のレイヤーの状態。前面から2番目のレイヤーを[不透明度:80%]に変更する

続いて前面から3番目のレイヤーを選択したら、[不透明度:50%]に変更する(図18)(図19)

図18
図19。この時点のレイヤーの状態。前面から3番目のレイヤーを[不透明度:50%]に変更する

さらに前面から4番目のレイヤーを選択したら、[不透明度:20%]に変更する(図20)(図21)

図20
図21。この時点のレイヤーの状態。前面から4番目のレイヤーを[不透明度:20%]に変更する

次に、前面から2番目のレイヤーを選択したら、フィルターメニュー→“ぼかし”→“ぼかし(移動)...”を[角度:30°]、[距離:5pixel]で適用する(図22)(図23)

図22。[角度:30°]、[距離:5pixel]に設定する
図23

続いて前面から3番目のレイヤーを選択したら、フィルターメニュー→“ぼかし”→“ぼかし(移動)...”を[角度:30°]、[距離:10pixel]で適用する(図24)(図25)

図24。[角度:30°]、[距離:10pixel]に設定する
図25

さらに前面から4番目のレイヤーを選択したら、フィルターメニュー→“ぼかし”→“ぼかし(移動)...”を[角度:30°]、[距離:15pixel]で適用する(図26)(図27)

図26。[角度:30°]、[距離:15pixel]に設定する
図27

ここでは、さらに文字要素などを配置して完成とした(図28)

図28。完成ビジュアル

以上、Photoshopで人物の動きに合わせて残像を表現する方法でした。

制作者プロフィール

MARUMIYAN(マルミヤン)
グラフィックデザイナー/イラストレーター
2007年より「マルミヤン」(Marumiyan)名義で、福岡を拠点に活動を開始。雑誌、広告、CDジャケット、パッケージ、アパレル、プロダクト、Webなど、様々な媒体で活動を行う。人物や植物、動物、建物など、様々なアイコンをグラフィカルに組み合わせ、洗練された作品作りを目指す。また “FOUR DIMENSIONS WORLD” をテーマとした作品も精力的に制作している。2008年「FUNKY802 digmeout」オーディション通過。https://marumiyan.com/
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