第5回 STEP 3 最寄り駅Webサービスを使ってみよう | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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 STEP 3 最寄り駅Webサービスを使ってみよう

SimpleAPI第二弾の最寄り駅Webサービスの使い方を解説する[10]。このWeb APIも、事前の登録作業やプログラムを書く必要がない。

最初に、経緯度データを渡す方法について解説する。この方法は、経緯度データを指定することによって、最寄り駅の情報を取得する仕組みだ。具体的には、次のURLを指定すると、[11]のような画像として最寄り駅の情報を取得することができる。

http://map.simpleapi.net/stationmap?x=【経度】&y=【緯度】

経緯度データを指定して、最寄り駅情報を表示するサンプルコードを[12]に示す。最寄り駅情報を画像で取得すると、HTMLの中に簡単に埋め込んで使うことができるので、とても便利である。

経緯度データを取得する方法は、最近の携帯電話に搭載されているGPS機能やGoogle Mapsなどを使う方法が考えられる。Google Mapsを使って経緯度情報を取得する方法は、ここでは解説しないが、興味のある人は[13]のページを参考にするとよいだろう。

最寄り駅の情報は画像のほかに、XMLでも取得することができる。XMLで取得するには、次のURLを指定する。XMLで取得した例を[14]に示す。

http://map.simpleapi.net/stationapi?x=【経度】&y=【緯度】

このほかにHTMLでも取得することができる。HTMLで取得するには、先ほどのURLにoutputパラメータにhtmlと指定するだけだ。つまり、次のようなURLになる。HTMLで取得した例を[15]に示す。

http://map.simpleapi.net/stationapi?x=【経度】&y=【緯度】&output=html

次に、地名を渡す方法について解説しよう。この方法は、経緯度データの代わりに地名を渡す方法がある。地名を渡すには、次のURLを指定する。このURLを指定すると、最寄り駅の情報を画像で取得することができる。

http://map.simpleapi.net/stationmap?p=【地名】

なお、地名はURLエンコードする必要があるので注意してほしい。PHPで地名をURLエンコードするには、urlencode関数を使うと便利だ。例として、「長野」という地名で最寄り駅情報を画像で取得して表示するソースコードは[16]のようになる。



[10]http://map.simpleapi.net/
[10]http://map.simpleapi.net/


[11]最寄り駅Webサービスの取得例
[11]最寄り駅Webサービスの取得例


[12]経緯度データを指定して最寄り駅情報を取得するソースコード
[12]経緯度データを指定して最寄り駅情報を取得するソースコード


[13]Google Mapで任意の場所の緯度と経度を知る方法
[13]Google Mapで任意の場所の緯度と経度を知る方法
http://satoshi.blogs.com/life/2005/12/google_map_.html



[14]最寄り駅の情報をXMLで取得した例
[14]最寄り駅の情報をXMLで取得した例


[15]最寄り駅の情報をHTMLで取得した例
[15]最寄り駅の情報をHTMLで取得した例


[16]地名を指定して最寄り駅情報を取得するソースコード
[16]地名を指定して最寄り駅情報を取得するソースコード





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