STEP 5 東京アートビートAPIの応用例 |
最後に、東京アートビートAPIを使ったアプリケーションの応用例を紹介しておこう。
[25]は、液晶テレビのBravia TVアプリキャストウィジェットで使われている例だ。液晶テレビで動作するユニークなアプリケーションである。
[26]は、「DGRadar」という無料で利用することができるiPhoneアプリケーションで使われる予定になっているものだ。DGRadarは、今いる場所の周辺に写真や近くの名称などを表示することができるアプリケーションである。東京アートビートAPIは、2月に公開予定の次バージョンで組み込まれるとのことである。
[27]は、東京アートビートのサイトで公開されている「The Bubble Machine」だ。これは、イベントの人気順にビジュアルで表現したWebアプリケーションである。バブル上にマウスカーソルを合わせると、そのイベント情報を詳しく表示してくれる。The Bubble Machineでは、「最も人気」、「ついに開始」、「もうすぐ終了」、「入場無料」といったように、それぞれのカテゴリに分かれており、カテゴリで関心の大きいイベントが大きいバブルで表示されるので、気になるイベントをチェックしやすい。
[25]Digital Life Innovator
http://saya.s145.xrea.com/archives/2009/01/post_369.html
[26]DGRadar
http://www.dgradar.com/JP/
[27]The Bubble Machine
http://www.tokyoartbeat.com/bubbles
まとめ 今回は、東京のアート・デザイン情報を取得することができる東京アートビートAPIについて解説した。東京アートビートAPIは、東京という限られた地域ではあるが、アート・デザインという分野に特化した情報を取得できるとてもユニークなWeb APIだ。Webサイトはとても使いやすく、同様にWeb APIもシンプルで使いやすいので、今後の発展に期待できるだろう。 |
[INDEX]
>>> STEP 1 東京アートビートとは
>>> STEP 2 東京アートビートAPIの使い方
>>> STEP 3 イベントリストを取得してみよう
>>> STEP 4 位置情報からイベント情報を取得してみよう
>>> STEP 5 東京アートビートAPIの応用例