ダブルタップも間違えない、六角形の断面で転がらない第2世代Apple Pencil用カバー | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

ダブルタップも間違えない、六角形の断面で転がらない第2世代Apple Pencil用カバー

2019.9.20 FRI

ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ 
ダブルタップも間違えない、六角形の断面で転がらない第2世代Apple Pencil用カバー
~日本トラストテクノロジー「Pencil Barrier2」レビュー
2019年04月23日
TEXT:山口真弘(ITライター)

最近まで選択肢が非常に乏しかった、第2世代Apple Pencil用の保護カバーですが、ここ2ヶ月ほどで急激に製品が増え、海外メーカーの製品だけでなく、国内メーカーが企画した製品もみられるようになってきました。今回紹介する「Pencil Barrier2」(ペンシルバリア2)もそのひとつです。

日本トラストテクノロジーが販売するこの製品、本稿でこれまで紹介した2つの製品(FRTMA Apple PencilシリコンケースAHAStyle「JPPT65」)と大きく異なるのは、握った時に人差し指の触れる位置が、完全に空いた構造になっていることです。この開口部分が人差し指にきちんと触れるように握ることで、第2世代Apple Pencilの機能のひとつである、ダブルタップでのツールの切り替えも確実に行えるというわけです。
握った時に人差し指の当たる位置が大きく空いているのが特徴です

握った時に人差し指の当たる位置が大きく空いているのが特徴です

Apple Pencilの平らな面に穴の部分が来るようにしてカバーを装着します

Apple Pencilの平らな面に穴の部分が来るようにしてカバーを装着します

これまでのボディ全面を覆うタイプのカバーも、もちろんダブルタップにはきちんと反応していましたが、ダブルタップすべき面がどこなのかを指先の感触だけでは判断しにくく、ペンをくるくる回しながら目視で確認する必要がありました。

その点本製品は、ダブルタップに反応する部分に穴を開けることで、握っている面がすぐに把握でき、直感的な操作を可能にしています。また穴の背面、中指に触れる位置には凹凸の加工が施されており、握った状態で滑りにくいのも利点です。キズからの保護に加え、グリップ感の向上も目的であれば、ベストの製品と言えるのではないでしょうか。
目視しなくても指先の感触だけでダブルタップすべき面を正確に把握できます

目視しなくても指先の感触だけでダブルタップすべき面を正確に把握できます

裏側は凹凸の加工が施されておりグリップ感を高める効果があります

裏側は凹凸の加工が施されておりグリップ感を高める効果があります

また本製品を装着すると、断面が鉛筆のような六角形になりますので、Apple Pencilを平らな面に置いても転がりにくいのが利点です。これこそが本製品のいちばんのメリットと感じる人も多いのではないでしょうか。さらに本体後部にはストラップホールが開いていますので、ストラップを通して使うことも容易です。

素材のシリコンは、他の製品に比べるとやや厚めですが、前述のようにダブルタップをする部分には穴が空いていますので、操作性には何ら影響しません。iPad Pro側面への吸着力は弱くなってもおかしくないのですが、ちょうどその面だけはシリコンが薄くなっており、こちらも試した限りでは影響はないようです。

このように、ざっと使ってみた限り、第2世代Apple Pencilの機能や特徴を、よく把握して設計されている印象です。
先端部のほか本体後部の「Pencil」ロゴ部にも穴が空けられています

先端部のほか本体後部の「Pencil」ロゴ部にも穴が空けられています

Apple Pencilに挿し込んで装着します。第1世代の製品には対応しません

Apple Pencilに挿し込んで装着します。第1世代の製品には対応しません

「Pencil」ロゴ部にも穴が空けられているほか、ストラップホールも備えます

「Pencil」ロゴ部にも穴が空けられているほか、ストラップホールも備えます

装着したまま、iPad Proに磁力で吸着させての充電も問題なく行えます

装着したまま、iPad Proに磁力で吸着させての充電も問題なく行えます

ところで本製品は、先端部に取り付けるキャップが同梱されています。未使用中にこれをかぶせておくことにより、バッグの中でもペン先を保護できるというわけです。

ただしこのキャップ、取り外したあと本体にくっつけておけるギミックもなく、また本体側と違ってストラップもつけられないので、紛失しやすいのが難点です。持ち歩き時に脱落する確率もかなり高く、気がついたらペン先がむき出しになっていて、キャップを探し回る羽目になることもしばしばです。

特にバッグの中に入れていると、ほかの荷物とこすれ合って外れがちな傾向がありますので、最初からキャップをつけずに運用するのもひとつの方法でしょう。確かにペン先が保護できるのはよいことなのですが、これだけはマイナスという印象です。

Apple Pencilの先端を保護するためのキャップが付属します

Apple Pencilの先端を保護するためのキャップが付属します

キャップを取り付けた状態。もちろんiPad Proへの吸着にも支障ありません

キャップを取り付けた状態。もちろんiPad Proへの吸着にも支障ありません

本製品(下)を、過去に紹介したカバーおよびApple Pencil本体と並べたところ

本製品(下)を、過去に紹介したカバーおよびApple Pencil本体と並べたところ

ペン先端部が露出する長さは約22mmと、過去製品に比べ平均的な長さです

ペン先端部が露出する長さは約22mmと、過去製品に比べ平均的な長さです

以上のように、キャップについてはややマイナス評価なのですが、それ以外についてはよくできた製品というのが筆者の評価です。今回紹介したブラック以外にホワイトもラインナップされており、こちらはApple Pencilに装着していることが遠目には分からないほど一体感がありますので、あまり目立つカバーは好きではないという人にもおすすめできます。

製品名:Pencil Barrier2
実売価格:980円
発売元:日本トラストテクノロジー
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B07N7GYWHT

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