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【美術館・博物館/2020年春の展覧会情報】国立新美術館「古典×現代2020−時空を超える日本のアート」

2020.7.8 WED

【美術館・博物館/2020年春の展覧会情報】vol.2
古典と現代で探り出す日本のアートの楽しい魅力

国立新美術館「古典×現代2020−時空を超える日本のアート」
2020年春の展覧会情報。今回は、国立新美術館「古典×現代2020−時空を超える日本のアート」を紹介します。見どころ、ライターが選んだ注目の作品、展覧会オリジナルグッズなど、情報満載。ぜひ参考にしてみてくださいね。※最新の開館状況は公式サイトにて確認をお願いします※

●文:中村美枝(JAM SESSION)

画像上:葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 江戸時代・19世紀 和泉市久保惣記念美術館 画像下:しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 作家蔵 展示期間:いずれも5月8日~6月1日

画像上:葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 江戸時代・19世紀 和泉市久保惣記念美術館 画像下:しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 作家蔵 展示期間:いずれも5月8日~6月1日

日本のアートを紹介する展覧会が、国内で多数開催される2020年。なかでもユニークなのが、「国立新美術館」で行われる本展。江戸時代以前の名品と、8人の現代作家たちの作品を対になるよう組み合わせ、1組ずつ8つの部屋で構成していく。

古典は、江戸時代以前に活躍した曾我蕭白、尾形乾山、円空、葛飾北斎といった巨匠たちの絵画のほか、刀剣、鎌倉時代の仏像などをセレクト。一方、現代は、川内倫子、鴻池朋子、菅木志雄、しりあがり寿、棚田康司、田根剛、皆川明、横尾忠則という顔ぶれ。ジャンルもさまざまなクリエーターたちが、主題や造形の類似だけでなく、先人たちから得たインスピレーションやパロディを取り入れた作品、古典作品を盛り込んだ壮大なインスタレーションに挑戦する。出品総点数は古典と現代を合わせて約200点。古今アーティストたちの融合と交差を楽しみながら、日本美術に親しみたい。

ライターが選んだ「古典×現代2020−時空を超える日本のアート」注目の作品
曾我蕭白《群仙図屏風》(左隻) 江戸時代・18世紀 2曲1双 東京藝術大学 展示期間:~4月6日

曾我蕭白《群仙図屏風》(左隻) 江戸時代・18世紀 2曲1双 東京藝術大学 展示期間:~4月6日

奇想の絵師とも呼ばれ、古今さまざまなアーティストに影響を与えた江戸時代の絵師・曾我蕭白。横尾忠則も蕭白に魅了されたひとり。先達の作品から着想を得て、新たな表現に昇華させていくスタイルは、蕭白に共通している。本展ではそんなふたりの作品を対峙させて紹介。蕭白には珍しい真景図(実在の景色)や中国故事を描いた屛風も公開する。
横尾忠則《戦場の昼食》 1990 / 2019年 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託) 撮影:上野則宏

横尾忠則《戦場の昼食》 1990 / 2019年 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託) 撮影:上野則宏

1960年代からグラフィックデザイナーとして世界を舞台に活躍し、アヴァンギャルドな作品を次々と生み出してきた横尾忠則。本展では、蕭白にオマージュを捧げたこれまでの作品のほか、蕭白にインスピレーションを得た新作も出品予定。強烈な個性を放つふたりの作品が引き起こす化学反応を楽しみにしたい。

こちらもチェック!展覧会オリジナルグッズ
湯桶 しりあがり寿 メビウスの桶 5,500円(税込)

湯桶 しりあがり寿 メビウスの桶 5,500円(税込)

チョコ缶 鴻池朋子 1,080円(税込)

チョコ缶 鴻池朋子 1,080円(税込)

画像左)木の香りが心地よく漂う、昔ながらの湯桶が展覧会オリジナルグッズとして登場。底には、しりあがり寿の作品をデザイン。インテリアにしたり、収納に使ったり。もちろん日々の入浴や、銭湯にマイ桶として持参するのもあり。ちょっと異色な展覧会グッズで、日常を粋に演出できそう。

画像右)今回、刀剣と対峙する鴻池朋子をはじめ、本展に登場する現代アーティストたちの作品が展覧会オリジナルのチョコ缶に。チョコは展覧会のロゴや作品をデザインしたオリジナルパッケージ。チョコを食べた後の缶の使い道もいろいろ。見て、食べて、使って楽しいグッズに注目を。
※最新の開館状況は公式サイトにて確認をお願いします※

古典×現代2020 時空を超える日本のアート

会期:~2020年6月1日(月)
開催時間:10:00~18:00(金、土は20:00まで、5月30日は22:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:火、5月7日(木)※5月5日は開館
場所:国立新美術館 企画展示室2E
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
観覧料:一般1,700円、大学生1,100円、高校生700円
https://kotengendai.exhibit.jp

三菱一号館美術館の「開館10周年記念 画家が見たこども展 ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン」や、東京国立近代美術館「ピーター・ドイグ展」など、春の展覧会の一覧ページはこちらから。

2020年の春は、アートを感じるお出かけを楽しもう。美術館&博物館の展覧会情報をはじめ、アートなお花見、とびきりおしゃれな写真が撮れるカメラ、旅のおともにしたいご朱印帳など、MdNならではの切り口で、情報を発信します!ぜひ参考にしてみてくださいね。特集はこちらから。
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