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【ライフスタイル連載・デザインのある生活】第10回「mosh!」韓国など海外でも人気!おしゃれなステンレスボトルと家電のブランド

2020.12.3 THU

【ライフスタイル連載・デザインのある生活】
第10回「mosh!」韓国など海外でも人気!牛乳瓶みたいなステンレスボトルとおしゃれな家電のブランド
デザインも中身も素敵なもの。そんなモノがいつも身近にあれば、日々の生活に潤いを与えてくれそうな予感……。そこで、編集部とライターが気になっているライフスタイル系のブランドを紹介していきます。第10回目は、牛乳瓶をモチーフにしたステンレスボトルで知られる「mosh!」。2015年の発売以来、デザインのバリエーションも広がり、家電シリーズも発売されるなど、多彩な展開を続けるブランドに。日本だけでなく、アジアを中心に海外でも人気です。

●構成・文:吉永美代

▼愛らしいデザインに便利な機能性を備えた「mosh!」
ノスタルジックな牛乳瓶やミルクタンクをモチーフにしたステンレスボトルシリーズ「mosh!」は、ユニークなオリジナル商品を開発する家電メーカー「ドウシシャ」が2015年に発売したブランドです。愛らしい形と優しいカラーリング、そして12時間持続する保温性という機能が女性を中心に大人気となり、さまざまなコラボデザインや、ミルクタンクをイメージした「タンク」、琺瑯のような質感の「ラッテ」シリーズも発売。2019年4月には、オーブントースターや保温ポットなどの家電シリーズも加わりました。日本のみならず、韓国や中国など海外展開も行い、若い女性を中心にヒットしています。
▼ノスタルジックさと新しさ。“一味違う”カタチを提案
「mosh!」のブランドマネージャー、株式会社ドウシシャの堀合麗々子さんにお話を伺いました。

──まずはじめに、「mosh!」が誕生した経緯について教えてください。

堀合さん:「mosh!」が発売されたのは2015年のこと。最初はステンレスボトルのブランドとしてスタートしました。

それより少し前から、エコ意識の高まりもあってマイボトルを持ち歩く人が増え、生活の一部として定着しつつありました。当社でも、ステンレス真空2重構造によるステンレスボトルシリーズが好評でした。けれども当時は、個性的なデザインを追求したステンレスボトルはまだほとんど販売されておらず……。そこで、これまでの当社のステンレスボトルシリーズとは一線を画す、「デザイン性に特化したスタイリッシュなステンレスボトルを作りたい」と考えたのです。

──「mosh!」という名前にはどんな意味があるのでしょうか。

堀合さん:“mosh”とは、ロックのコンサートなどで観客が激しくもみ合ったり、体をぶつけ合ったりすることを意味する言葉です。その“ノリノリ!”の感覚、“楽しい!”という感覚をみなさまと共有したいという想いからこのネーミングになりました。

──ブランドコンセプトについても教えてください。

堀合さん:コンセプトは、『“Bottle+! ボトルに驚きを!”。懐かしいのにどこか新しい、「一味違う」カタチを追求するブランド』です。牛乳瓶といった長く愛されてきたカタチにインスピレーションを受けた、心地よく、暮らしを豊かにするデザイン。そこに今の暮らしに寄り添う便利な機能をプラスすることで、より快適になり、またその機能性をファッション感覚で楽しむことができます。このコンセプトは、ボトル以外の全シリーズに通じるものです。

──デザインに加え、機能も重視されているということですね。

堀合さん:「mosh!ボトル」は真空二重構造ボトルですので、60度以上の保温機能と11度以下の保冷機能が12時間持続するため、朝に入れても夕方まで保温・保冷が可能です。また「mosh!電気ケトル」はコードレスにしたり、「mosh!オーブントースター」はコンパクトながら食パンを2枚同時に焼けるようにしたりと、家電も機能性にこだわっています。

──ターゲットはどのような方々ですか?

堀合さん:「いつもお気に入りに囲まれていたい」と考えている18歳から25歳の女性をメインターゲットとしています。SNS上で得られる情報を参考にしているソーシャルネイティブで、個性と多様性を持ち、共感をしながら人との繋がりを大事にする世代。「みんなが買うから買う」のではなく「心を揺さぶられたから買う」という自分らしさを軸に、流行をうまく取り入れている方々です。

──インスタグラムを拝見していると、海外でも愛用者が多いようですね。

堀合さん:はい。日本だけではなく、韓国や中国、台湾、香港、シンガポール、イスラエルなど、さまざまな国でも愛用されています。
▼丸みのあるフォルムとパステル色を軸に3つのシリーズで展開
ミルクシリーズ

ミルクシリーズ

──現在販売されているシリーズに関して、それぞれのコンセプトや特徴、こだわりを教えてください。

堀合さん:まず、最初に発売されたのが「ミルク」。「mosh!」のファーストデザインであり、これからも愛され続けるデザインシリーズです。ボトルデザインのモチーフとしたのは牛乳瓶。思い出の中にある優しいイメージを切り取った、どこか懐かしさを感じるフォルムが特徴です。

女性の方にも持っていただきやすいサイズ感、バッグにいれてもかさばらず、持ち運びに便利な形状、レトロな雰囲気のステンレス製のフタは、フタのネジ山を外側につけず飲み口を良くするなど、使い心地にもこだわりました。カラーバリエーションも豊富で、少し深みのあるパステルカラーと、スマートに持ち歩くことができるメタリックカラーが揃っています。
mosh!ミルクAIRボトル

mosh!ミルクAIRボトル

同じシリーズで、スープなどの温度をキープして持ち運べる「mosh!フードポット」や、16%の軽量化を実現した「mosh!ミルクAIRボトル」も登場しています。
mosh!卓上ポット タンク

mosh!卓上ポット タンク

──2017年秋には、「mosh!卓上ポット タンク」も発売されました。

堀合さん:「タンク」シリーズは、牧場で使われているミルクタンクをイメージしたデザインです。ミルクタンクならではの寸胴な本体に、バランスよく使い勝手のよい木目調の取っ手を付けています。古くから愛されるカタチであり、時代の流れを感じさせながらも、現代のインテリアとも相性がよく、誰が見てもわかりやすいデザインになっています。「タンク」シリーズはドリンクが保温できる1.0Lと1.5Lの卓上ポットのほか、フタ付きのステンレスマグカップも揃います。
ラッテシリーズ

ラッテシリーズ

──2018年秋に発売されたのが「ラッテ」ですね。

堀合さん:「ラッテ」は琺瑯のミルク缶をイメージしたシリーズです。琺瑯独特の柔らかい光沢が生み出す、温かみのある質感を取り入れています。ぽってりとした、角のない愛らしいフォルムと、優しい色合いが特徴です。フタの下には、保存容器などに麻ひもでつけるタグをイメージしたシリコンのストラップもつけました。2種のボトルのほか、フードポットもラインアップしています。
▼「タンク」のデザインを踏襲した、雑貨のような家電も
mosh!オーブントースター

mosh!オーブントースター

mosh!電気ケトル

mosh!電気ケトル

──2019年4月から家電シリーズも発売されていますが、こちらはどのような経緯でスタートしたのでしょうか?

堀合さん:たくさんの方々に愛されている「mosh!」シリーズを通して、もっとみなさまの生活に寄り添いたい、そんな思いからキッチンシリーズはスタートしています。

デザインシリーズとしては「タンク」と同じラインで、電気ケトルはミルクタンクのデザインを踏襲しています。家電シリーズ全体として、コンパクトなサイズ感に設計。マットなパステルカラーの外装と丸みのあるフォルム、持ち手や台の部分を木目調にするなど、家電っぽさを極力抑えて、テーブルやキッチン周りのコーディネートがしやすいデザインにしました。現在は、コードレス電気ケトルとオーブントースターで展開しています。

──最後に、「mosh!」の今後の展開について教えてください。

堀合さん:これからも「mosh!」ブランドでは、「なつかしいのに新しい、“一味違う”カタチ」というデザインコンセプトのもと、さらなる新しいデザインと、高い機能性を兼ね備えたシリーズを開発していきます。また海外への発信もさらに広げて展開していきたいと考えています。
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