本、ポスター、パッケージ、映像作品、Webなど、魅力的な最新のデザインを毎週ダイジェストでお届け。今回は、CM『ほろよい飲んで、なにしよう？animation ver.30s』『ほろよい飲んで、なにしよう？30s』、書籍カバー『わたしはラップをやることに決めた　フィメールラッパー批評原論／つやちゃん』、商品カバー『illuN』を紹介します。

CM
『ほろよい飲んで、なにしよう？animation ver.30s』
『ほろよい飲んで、なにしよう？30s』

●Art Director：井本善之
●Creative Director：奥野圭亮、小野総一
●Planner：大石雄士、小林麻里奈
●Copywriter：岩田泰河、杉岡美奈
●Digital Planner：三浦慎也
●Director：柳沢翔
●Illustrator：HAI
●Music：PIANO inc.
●CM Production：DASH
2022
サントリースピリッツ

サントリーのチューハイブランド「ほろよい」は“「ほろよい」がある時間の楽しさ”をテーマに、新しいテレビCMをオンエア。先行して『ほろよい飲んで、なにしよう？animation ver.30s』を、続いてそれにリンクする実写版の『ほろよい飲んで、なにしよう？30s』が公開された。アニメバージョンのイラストは新潟を拠点に活動するHAIが担当、実写版では若手俳優の古川琴音が出演している。ほろよいのフレーバーにあわせて6つのシーンを楽しめる、エモーショナルでカラフルな映像だ。

書籍カバー
つやちゃん『わたしはラップをやることに決めた　フィメールラッパー批評原論』

●Designer：沼本明希子［direction Q］
2022
DU BOOKS

文筆家のつやちゃんによる『わたしはラップをやることに決めた　フィメールラッパー批
原論』。日本の女性ラッパーの功績を紹介するとともに、HIPHOP界のジェンダーバランス、フィメールラッパーという呼称についても問いかける一冊だ。ブルーとピンクのメリハリある色使い、ふきだしを使ったタイトルロゴ、中央に配置された口があいまって、力強さを感じさせるアートワークに。デザインを手がけたのは、direction Qの沼本明希子。

商品パッケージ
『illuN』

●Designer：K&Co.
2022
ダイヤコーポレーション

タレントの辻希美がブランドプロデューサーを務めるビューティーブランド「illuN（イリュン）」がローンチ。第1弾として、毎日使え、悩み別に選べる4種のデイリーフェイスマスクを発売した。ホログラム加工されキラキラと輝くボックスが印象的なパッケージは、韓国のデザイン事務所K&Co.によるもの。中央には月が配置され、Chapter1から4にかけて月の形が変化している。ホロスコープを思わせるような神秘的なアートワーク。