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Photoshopド定番チュートリアル

2025.01.14 Tue

Photoshopで「写真」に雪を降らせるテクニック(Photoshop/写真加工/雪/合成/冬景色)

作例制作:マルミヤン 編集:山口優

Photoshopで写真にリアルな雪を降らせるテクニックを紹介します。複数のサイズの雪を作って写真に合成するのがポイントです。実際には雪が降っていない風景を、手軽に幻想的な冬景色にできるのでぜひ試してみてください。
*本連載はPhotoshopで作る定番グラフィックの制作工程を、一から手順通りに解説するHow to記事です。

■使用する機能「塗りつぶしツール」「ノイズを加える」「ぼかし(ガウス)」「レベル補正」「拡大・縮小」「描画モード」「レイヤーマスク」

Photoshopで写真に雪を降らせる: 
1.元写真を配置する

まずは新規ファイルを[幅:1200ピクセル]、[高さ:1300ピクセル]、[解像度:350ピクセル/インチ]で作成したら、元となる写真素材(ここでは人物の写真)を用意して配置する(図1)。

図1

続いて、元写真の前面に新規レイヤーを追加したら、[描画色]を黒に設定して塗りつぶしツールでカンバス上をクリックし、黒く塗りつぶす(図2)

図2。新規レイヤーを前面に追加して黒く塗りつぶしておく

Photoshopで写真に雪を降らせる: 
2.雪の素材を作成する

写真に降らせる雪を作成していく。黒く塗りつぶしたレイヤーが選択された状態のまま、フィルターメニュー→“ノイズ”→“ノイズを加える…”を[量:50%]、[分布方法:ガウス分布]、[グレースケールノイズ]で適用する(図3)(図4)

図3。[量:50%]、[分布方法:ガウス分布]、[グレースケールノイズ]に設置する
図4

続いて、フィルターメニュー→“ぼかし”→“ぼかし(ガウス)...”を[半径:2pixel]程度で適用する(図5)(図6)

図5。[半径:2pixel]程度に設定する
図6

次に、イメージメニュー→“色調補正”→“レベル補正...”を選び、プレビューを確認しながら白い粒がクッキリするようヒストグラムの下の3つのスライダーを動かして適用する(図7)(図8)

図7。白い粒がクッキリするようヒストグラムの下の3つのスライダーを動かす。ここでは[シャドウ:70]、[中間調:1]、[ハイライト:90]に設定した
図8

レイヤーパネルでこの白い粒のレイヤーを3回複製し(図9)、それぞれのレイヤー名を分かりやすく上から「雪1」、「雪2」、「雪3」、「雪4」と変更しておく(図10)

図9。この時点のレイヤーの状態。白い粒のレイヤーを3回複製する
図10。この時点のレイヤーの状態。レイヤー名を分かりやすく変更しておく

続いて「雪1」レイヤーと「雪2」レイヤーを非表示にしたら、「雪3」レイヤーを選択して、編集メニュー→“変形”→“拡大・縮小”を選び、オプションバーで[縦横比を固定]を有効にしたあと、[水平比率:200%]に設定して適用する(図11)(図12)

図11。オプションバーで[縦横比を固定]を有効にしたあと、[水平比率:200%]に設定する
図12

次に「雪2」レイヤーを表示して選択したら、編集メニュー→“変形”→“拡大・縮小”を選び、オプションバーで[縦横比を固定]、[水平比率:400%]に設定して適用する(図13)

図13

同様に「雪1」レイヤーを表示して選択したら、編集メニュー→“変形”→“拡大・縮小”を選び、オプションバーで[縦横比を固定]、[水平比率:800%]に設定して適用する(図14)

図14

さらにレイヤーパネルで「雪1」から「雪4」までの4枚のレイヤーをすべて[描画モード:スクリーン]に変更する(図15)(図16)

図15
図16。この時点のレイヤーの状態。「雪1」から「雪4」までの4枚のレイヤーをすべて[描画モード:スクリーン]に変更する

Photoshopで写真に雪を降らせる: 
3.雪の量を調整してビジュアルを仕上げる

ビジュアルを仕上げていく。レイヤーパネルで「雪1」から「雪4」までの4枚のレイヤーをすべて選択したら(図17)、レイヤーメニュー→“レイヤーをグループ化”を実行(図18)

図17。この時点のレイヤーの状態。レイヤーパネルで「雪1」から「雪4」までの4枚のレイヤーをすべて選択する
図18。この時点のレイヤーの状態。雪のレイヤーをグループにまとめておく

このレイヤーグループが選択された状態のまま、レイヤーパネル下部の[レイヤーマスクを追加]ボタンをクリックする(図19)

図19。この時点のレイヤーの状態。赤枠部分が[レイヤーマスクを追加]ボタン。レイヤーマスクを追加すると、レイヤーグループの右横に白い四角いアイコンが追加される。図のように、レイヤーマスクサムネールの周囲に白い線が表示されている状態が選択された状態

レイヤーマスクが選択された状態にあることを確認したら(選択されていない場合はクリックして選択しておく)、[描画色]を黒に設定し、ブラシツールで顔にかかっている不要な雪をなぞってマスクして(隠して)いく(図20)(図21)

図20。顔にかかった雪を部分的にマスクする前
図21。顔にかかった雪を部分的にマスクした後

ここでは、さらに文字要素などを配置して完成とした(図22)

図22。完成ビジュアル

以上、Photoshopで写真にリアルな雪を降らせるテクニックでした。

制作者プロフィール

MARUMIYAN(マルミヤン)
グラフィックデザイナー/イラストレーター
2007年より「マルミヤン」(Marumiyan)名義で、福岡を拠点に活動を開始。雑誌、広告、CDジャケット、パッケージ、アパレル、プロダクト、Webなど、様々な媒体で活動を行う。人物や植物、動物、建物など、様々なアイコンをグラフィカルに組み合わせ、洗練された作品作りを目指す。また “FOUR DIMENSIONS WORLD” をテーマとした作品も精力的に制作している。2008年「FUNKY802 digmeout」オーディション通過。https://marumiyan.com/
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