第10回 オンリーワンのクリエイターに…(2) | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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クリエイターのライフハック できる人の仕事術を盗め。


第11章 勝手広告クリエイター神酒大亮のライフハック

第10回 オンリーワンのクリエイターになるには2


第10回です。こんなに長く続けさせていただけるとは思っていませんでした。ありがとうございます。さて、今回は前回からの続き。「オンリーワンのクリエイターになるには2」です。戦術的なところを書いてみます。


[プロフィール] 神酒 大亮(みき だいすけ)
1975年、熊本県出身。株式会社ムービーインパクト代表取締役。
クリエイター集団θproject代表。映画監督、フリーの映像ディレクターを経て、YouTubeで発表した勝手広告が話題に。YouTubeで公開中の動画は8 2万v i ewを記録。新作映画「サイクロプスの涙」編集中。



オンリーワンになるには(2)


「君の替わりなんて他にいくらでもいるんだから」なんて言われたらめちゃくちゃショックですよね。「あなたにしかできないからお願いします!」こう言われる存在になるための近道ってなんでしょう。

1.キャラクターを生め!
2.かけ算
3.おもいっきり振り切る



1.キャラクターを生め!
読んで字のごとく、キャラクターを生むことがとっても大事です。他のクリエイターがあなたの作ったキャラクターをあなたの代わりに描くことはできません(キャラクターの著作権をあなたが保持している必要があります)。キャラクターの生みの親というのは強いものです。キャラクターの著作権はできる限り自分で持つようにしましょう。

一方、アニメやイラストではキャラを作りやすいですが、実写ではなかなか難しいと思われているかもしれません。でも松田優作の探偵物語や、濱マイクシリーズなどを思い出してください。バカ殿もすごいキャラですよね。実写でも強力なキャラクターを作ることは可能です。こういった濃いキャラクターを意識して作ることで、オンリーワンの地位を築きましょう!

私も濃いキャラをめざして頑張っています↓


2.かけ算
かけ算とは、すでにある何かと何かを組み合わせることです。組み合わせによっては足し算でなくかけ算になり、個性的なものが生まれることがあります。クリエイターのみなさんには「まったく新しい何か」を生み出すという使命がありますよね。でも「まったく新しい」というのは場合によって不利になることもあるんです。見る人、使う人にとってそれが新しすぎて理解しにくいと「ウケが悪い」なんていわれる結果になることも。

世の中の誰もが知っている何かを意図的に利用することで、認知度を飛躍的に高めることができます。すでに知っているという下地があるため、見た人の連想を引き出し易いんですね。

世の中にはショッピングセンターと映画館とか、携帯電話とカメラとか、相性のいいものを組み合わせて新しい価値を生んだ例がいっぱいあります。最近ではデジタルカメラとプリンターなんていうものも。

相性の悪いものを組み合わせることで話題になることもあります。寿司と動物とか・・・(古いかな)。勝手広告も、あえて「勝手」ということばと最も相性の悪い「広告」をくっつけることで印象的になったと思います。

「すでにあるものから、ないものを作り出す発想」で創作に取り組みましょう。



ありえないトウモロコシ 勝手にTVショッピング3


3.振り切る
振り切るとは、思いっきり自分のいいと思う方向に振り切る心がけです。これがもっとも作者の個性が出るところだと思います。自分の作品を人に見せて、しかもそれでお金をいただいて生活するというのは、なかなかできることではありません。貧乏なときにお金をもらうと、必要以上にへりくだってしまい、後で後悔したという経験がある人も多いのではないでしょうか。また、出資者の意向を取り入れすぎて、「本当はこんなものに仕上げるつもりじゃなかったんだけど、縛りが多すぎて・・・」なんてクライアントや仕事場の先輩のせいにしたり、言い訳しちゃった経験がある方もあると思います。

ダメです!(持戒を込めてます)

自分のいいと感じた方向に振り抜きましょう!!

空振りでもいいんです。自分の好きだと感じる方向に向かって振り抜く勇気。説得する力。そうやって個性が生まれ、オンリーワンとして認めてもらえるようになれるんです。

「バカだなお前は」と言われてなんぼではないですか。



ワクワクすること、させること。


ものを作って生きていくためには、お金をくれる人を納得させたり、説得する必要が出てきます。でも、できればワクワクさせたり、感動してもらって、お金にかえたいですよね。そのためにも、まずはあなた自身がワクワクする企画を立て、相手と一緒にワクワクできるように頑張りましょう。

キャラクター、自由な発想法、そして自信を持って「自分の替わりなんて他にいない!」と言いきれる立派なクリエイターになってください。


次回はついに最終回! おたのしみに〜







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