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作業が捗る!クリエイティブワークが楽になる作業効率化「Tips」

2024.04.11 Thu

【ファイルの対応形式は200種類以上】

思いのほか便利! 画像、動画、音声、PDF等を変換・編集できる無料ツール「TinyWow」を使ってみよう

文・画像(一部ストック素材を利用):塚本建未

TinyWowを使う際の注意点

●プライバシーポリシーと利用規約
ビジネスで利用する場合、気になるのが社外秘の情報などが漏洩しないかという点です。TinyWowのプライバシーポリシーでは、ユーザーがアップロードしたコンテンツは、ファイルの処理が完了した1時間後に削除されると掲載されています。また、利用規約のページには、「TinyWow does not analyze any User Content uploaded through the Site and bears no responsibility associated therewith.(TinyWowはサイトを通じてアップロードされたユーザー コンテンツを分析せず、それに関連する責任を負いません)」とあります。

ユーザーがアップロードしたデータを、TinyWow側が2次利用するといったことはありませんので、その点は安心して利用できるでしょう。ただし、ネットにデータをアップロードするという点は、他のツール同様それなりのリスクは伴いますので、名簿など個人情報などに関するデータは利用を避けたほうが良いと思われます。
※参照URL:プライバシーポリシーのページ
※参照URL:利用規約のページ

生成AI機能について
AI Write機能の技術的な詳細は公開されていないため、どういった生成AIシステムが基になっているのかはわかりませんが、翻訳機能などについては、著作権の問題は気にすることなく利用できるでしょう。一方で、TinyWowのImage Toolにある画像生成AIはStable Diffusionを利用している可能性が高いです(公式情報としては確認できませんでしたが、「Stable Diffusion TinyWow」で検索すると複数の記事がヒットします)。

無料で使えるStable Diffusion系ツールの一つですが、同サービスは著作権を侵害している画像生成AIとして非常に問題視されています。バージョンも古いようで生成される画像の精度もかなり低いものなので、おまけ程度の機能であると捉えたほう良いと思われます。いずれにせよ、ビシネスシーンでの利用はリスクが高いので、画像生成AIとはどんなものなのかを試すといった利用にとどめておくほうが良いでしょう。

まとめ

TinyWowは多機能なサービスなので、本記事で紹介した以外にも便利なツールが数多く搭載されています。端末環境を選ばす非常にシンプルで簡単な操作で利用できるので、クリエイティブな作業に大変おすすめなツールです。また、普段と異なる端末環境での作業における一時的な代替ツールとして最適なツールの一つですので、興味のある方は本記事を参考に試用してみてください。

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