お菓子好きの中でもマニアの多いクッキー缶。近頃は、思わず収集したくなるデザイン性の高いクッキー缶が登場しています。そこで、MdNのお菓子ページにかかわるスタッフがお気に入りのクッキー缶を紹介。第45回は、バウムクーヘンでおなじみの「ユーハイム」が、およそ100年前から作り続けているビスケットの詰め合わせ「テーゲベック」を紹介します。

ユーハイム「テーゲベック」の魅力
ユーハイムの歴史あるビスケット詰め合わせに注目

1909年、日本で最初にバウムクーヘンを焼きあげたドイツ人菓子職人カール・ユーハイムさんが青島（チンタオ）で創業した「ユーハイム」。現在は神戸に本店を構え、日本各地の百貨店や商業施設にも出店。全国242店舗でバウムクーヘンやビスケットなど多彩な洋菓子を展開しています。

そんな老舗のバウムクーヘンと並ぶロングセラーが、ビスケットを詰め合わせた「テーゲベック」。ドイツのお茶菓子をルーツにした手作りのビスケットは、バターの風味豊かなものから、アーモンド、ジャム、パイ生地、メレンゲタイプまで、見た目も違えば味わいも食感もさまざま。サクサクしていて、食べやすく、ほどよい甘さ。素朴なおいしさに頬がゆるみます。

テーゲベックはパッケージもインパクト大。詰め合わせのビスケットが缶いっぱいにデザインされていて、食べる前からおいしい時間が始まります。エンボス加工が施されているので、本当の焼き菓子のような立体感！

4サイズ展開で、いちばん小さなサイズは紙のボックス、今回紹介した2番目のサイズ以降は缶入りです。

■ユーハイム「テーゲベック」
1. プレッツェル
2. パルミエ
3. アーモンド
4. チョコミックス
5. ベリージャム
6. ピスタチオ
7. カカオ
8. ココナッツ

MdN 編集Yがクッキー缶をセレクト
ルックスもおいしさも、夢いっぱいのビスケット缶

MdNの編集Y「レトロで懐かしさいっぱいのテーゲベック。ぷっくりエンボス加工された缶パッケージで、ずっと眺めていたくなるほどのかわいさです。スリーブにはビスケットのシルエット、蓋を開ければ缶にデザインされたビスケットと同じものが並んでいて、なぜだかその光景にキュンとしてしまうのです。ちなみに、ビスケットを覆っているシートには、お菓子の基本材料が印写されていて、デザインはユーハイムのオリジナルなのだそう。細部にまでこだわっていて、お菓子への愛を感じます」