美しい色彩、味わい深い濃淡のグラデーション、個性豊かな名前やボトルデザイン……。一度知り始めたらどんどんハマってしまう“インク沼”。近年の万年筆ブームにより、魅力的なインクは益々増えています。ボトルが並んでいるところを見るだけで心が躍るという人も多いのでは?そんなインクの見本帳となる連載をスタート。2022年11月は文字にもイラストにも幅広く使えるグリーン系カラーのインクをご紹介します。
今回紹介するグリーン系のインクは……
TAG STATIONERY「京の音」緑釉色
DE ATRAMENTIS by Jansen「テーマインク」ショパン
寺西化学工業「ギター 大正浪漫 ハイカラインキ」レディエメラルド
DE ATRAMENTIS by Jansen「テーマインク」について
偉人の名前を冠したドイツ生まれの手作りインク
ドイツの「ヤンセン・ハンドメイド・インク工房」は、伝統的な製法でインクを手作りしている数少ないインクメーカー。世界的な著名人をテーマにしたものや香り付きなど、遊び心のあるインクを数多く開発しています。
「コナン・ドイル」のオリエントレッド、「ダーウィン」のジーンズブルー、「ミケランジェロ」のオークルイエローなど、偉人の名前をつけた「テーマインク」は、現在21色をラインナップ。
中身はドイツ製ながらインクが入ったガラス瓶はイタリア製と、ハンドメイドメーカーならではのこだわりも。ボトルラベルにも肖像が描かれており、それぞれのパーソナルイメージをまとうことで、使う人に特別なインクで書く喜びを伝えてくれます。
グリーン系のインク「ショパン」の魅力
ショパンを思い浮かべながら優雅な執筆タイム
今回紹介するのは「テーマインク」から、ポーランド生まれの作曲家「フレデリック・ショパン」をイメージしたパイングリーンのインク。
書き始めは黒に近い色に感じますが、乾いてくると深みのある大人っぽいグリーンカラーに変化します。ほんのりと黄みを含んだダークグリーンはどこか懐かしさを感じさせる色。
ほんの少し滲みやすいところもカラーと相まって、ノスタルジックな雰囲気を醸し出します。ショパンの楽曲を聴きながら、日記や手紙を書く優雅な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
株式会社 町山(輸入代理店)貿易部の担当者「幻想即興曲などの珠玉のピアノ曲を生み出した、ポーランドの最も優れた作曲家である ショパンをイメージした、パイングリーン色のインクです」
※インクの色に関して、モニターなど使用されている環境によって色の見え方に違いがある可能性がございます。その点ご了承くださいませ
インク DATA
商品名 | DE ATRAMENTIS by Jansen「テーマインク」ショパン(45ml) |
価格 | 2,200円(税込) |
問い合わせ | https://machiyamapen.jp/captmail-utf/captmail.cgi |
公式サイト | http://www.machiyamapen.jp/jansen.html |
通販サイト | https://brandavenue.rakuten.co.jp/item/P85076 |
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2022.11.24 Thu