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インク、いろとりどり見本帳

2023.01.24 Tue

万年筆のインク図鑑&見本帳 vol.15 文具館タキザワ「雪彩-sessai-」美人林【緑色のインク】

構成:編集部 取材・文: 水澤舞衣子 撮影:YUKO CHIBA

美しい色彩、味わい深い濃淡のグラデーション、個性豊かな名前やボトルデザイン……。一度知り始めたらどんどんハマってしまう“インク沼”。近年の万年筆ブームにより、魅力的なインクは益々増えています。ボトルが並んでいるところを見るだけで心が躍るという人も多いのでは?そんなインクの見本帳となる連載をスタート。2023年2月は、前回に引き続き幅広いバリエーションを楽しめるグリーン系カラーに注目します。

今回紹介するグリーン系のインクは……
プラチナ万年筆「クラシックインク」#44 フォレストブラック
ナカバヤシ「TACCIA すなおいろ・インク」鶯
文具館タキザワ「雪彩-sessai-」美人林

文具館タキザワ「雪彩-sessai-」について
米袋もかわいい!新潟の魅力があふれるインク

新潟県を拠点とする「文具館タキザワ」は、「美しい新潟の色」をイメージしたというご当地インクの「雪彩-sessai-(せっさい)」シリーズを展開中。新潟と聞くと真っ先に純白の雪景色が想像されますが、そんな白の世界を彩るたくさんの色があるのだと教えてくれます。

カラーラインナップは現在17色。新潟の県鳥「朱鷺」、素朴で懐かしい名物の「笹団子」、新潟オリジナル品種のいちご「越後姫」など、新潟ゆかりの名前が並びます。鮮やかな発色のイエローや深みのあるブルーグレーなど、色みのバリエーションも豊か。パッケージには本物の米袋を使用し、細部まで新潟らしさにこだわったシリーズです。

グリーン系のインク「美人林」の魅力
ブナ林の美しい光景が広がる澄んだグリーン

新潟県十日町市松之山に広がるブナ林は、その凛とした姿から「美人林(びじんばやし)」と名付けられました。

樹齢約100年の木立は四季を通じてさまざまな表情を見せてくれます。そこから着想を得たこちらの「美人林」は、芽吹きの季節の鮮やかな緑や心地よい風を感じ、見ているだけで明るい気持ちになる澄んだ黄緑色のインク。

色ムラが出にくいのでどんな筆記用具でも綺麗に発色し、華やかさを持ちつつ可愛らしい印象にも仕上がります。ミニチュア米袋のようなパッケージが魅力的なので、新潟土産やプレゼントとしても喜ばれそうです。

画用紙
ルーズリーフ用紙(ツルツルの紙)

広報担当の山田さん「新潟と言えば『雪』のイメージを持つ方も多いと思います。その通り、新潟の冬は純白な雪に覆いつくされます。ですが、真っ白な世界を鮮やかに彩る新潟の色が沢山あることもまた事実です。『雪彩-sessai-』はそんな『美しい新潟の色』『大切にしたふるさとの宝物たち』をイメージし、落とし込んだボトルインクシリーズです。松之山にひっそり佇む樹齢約100年の立木は、四季折々の美しさを見せてくれます。インクの色味は柔らかく、しかしツンとハッキリした黄緑で、万年筆・ガラスペンと筆記具を選びません。いろいろな使い方で楽しんでいただきたいです」

※インクの色に関して、モニターなど使用されている環境によって色の見え方に違いがある可能性がございます。その点ご了承くださいませ

万年筆インク DATA

商品名文具館タキザワ「雪彩-sessai-」美人林(50ml)
価格2,750円(税込)
問い合わせhttps://bungukan-takizawa.com/guide/
公式サイトhttps://bungukan-takizawa.com/category/item/itemoriginal/sessai/
通販サイトhttps://bungukan-takizawa.com/2022/06/09/%e9%9b%aa%e5%bd%a9%e3%80%90%e7%be%8e%e4%ba%ba%e6%9e%97%e3%80%91/

そのほかのグリーン系インク
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