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【試し読み】After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳

2024.11.15 Fri2024.12.20 Fri

[Chapter 1]テキストモーションのアイデア03

After Effectsで点滅しながら現れる「ランダムフリッカーテキスト」の作り方

制作・文:サプライズ栄作

上記の動画は、テキストレイヤーのアニメーターを使い、ランダムに点滅しながら登場するアニメーションです。今回は点滅するモーションを表現した「ランダムフリッカーテキスト」の作成方法を紹介します。なお本稿は本書のP.007〜P.008にある[環境設定][プロジェクト構成][コンポジション設定]前提に解説を進めています。記事を読んで作例を再現いただく際はこちらの設定環境を参考にしてください。

【主な使用機能】
テキストレイヤー

※本稿は『After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳』の一部を再編集したものです。

[1]テキストレイヤーを作成する

ツールパネルから「横書き文字ツール」をダブルクリックしてテキストレイヤーを作成し、文字を入力します。 作例ではテキストを「Update」と入力しています。

[フォント:Futura PT]
[フォントスタイル:Bold]
[フォントサイズ:215px]
[塗りのカラー:#F7F7F7]
[線のカラー:なし]

[2]テキストをランダムに出現させる

テキストレイヤーを展開し、右側のアニメーターから“ 不透明度 ”を追加します。

追加された「アニメーター」を展開して[不透明度:0%]に変更します(この設定により、一時的に文字が非表示状態になります)。

続いて、「範囲セレクター1」の[開始]にキーフレームを設定し、文字が出現する アニメーションを作成します。範囲セレクターを動かしたことにより、文字が徐々に現れるようになりました。さらに設定を変更して動きを追加していきます。

範囲セレクター内の「高度」を展開し、[なめらかさ:0%]に変更します。この設定により、不透明度が0%か100%かの極端な数値で表示されるようになります。文字が現れるタイミングにランダム 性を与えるため、[順序をランダム化:オン]に変更します。

文字をランダムに点滅させるために[ランダムシード]にキーフレームを設定して動かします。

 

[3]線のみのテキストを作成

テキストレイヤーを選択して、メニューバー“編集”→”複製”を選択するか、Ctrl〔Mac では ⌘ 〕+Dでテキストレイヤーを複製します。複製したテキストレイヤーを選択し、文字パネルから[塗 りと線を入れ替え]をクリックして[線のカラー]の状態に切り替えます。

[1]で作成したテキストレイヤー「塗り」のテキストとの違いを出すために、[ランダムシード]に設定された値を調整して完成です。

【WHAT’S MORE】
サンプルデータのバリエーション
サンプルデータでは、今回紹介したテキストアニメーションの他に、シェイプレイヤーとエフェクトを使用したアニメーションや、描画モードの「差」を利用した色反転などのサンプルムービーを作成しています。例えば、線の円形が拡大するアニメーションでは、エフェクトでイメージを変化させてバリエーションを作成しています。

その他、画面全体を覆ったシェイプレイヤーの[不透明度]を使い点滅させたり、線幅の異なる斜線を複数 用意して配置しています。また、それらのレイヤーの[描画モード]を[差]に変更して合成することで、レイヤーが重なった箇所の明度を反転する効果を加えています。白と黒が交互に入れ替わり点滅することで、インパクトのある演出を簡単に作ることができます。サンプルデータを是非ご確認ください。

[描画モード]を[差]に変更した斜線シェイプ
ベースとなるアニメーション
合成結果: シェイプが重なった箇所が反転する効果が得られる
ベースとなる円形シェイプ
エフェクト「CC Ball Action」を使用してドットパターンに変更
エフェクト「ブラインド」を使用してバリエーション作成

* * * * * * * * * *

After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳
 この / サプライズ栄作 / ナカドウガ / ヌル1/ minmooba 共著

●本書について
「モーションデザイン(モーショングラフィックス)」という分野が成熟するに連れ、「映像制作」と「デザイン」との垣根が無くなってきました。映像クリエイターがグラフィックを手掛けたり、Webデザイナー/グラフィックデザイナーがモーションを制作するなど、表現の幅が広がっています。本書はこうした需要に応えるため、After Effectsの中でも「モーションデザイン」に特化した一冊としています。

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サプライズ栄作
ゲーム会社のデザイナーであり、個人事業主のモーションデザイナーとしても活動中。キャラクターや背景のモデル制作/ゲームエフェクト/映像制作全般(主に遊技機、ゲームPV)を担当。After EffectsのTipsやモーショングラフィックス作品を不定期で発信したり、イベント登壇を行う。
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