お菓子好きの中でもマニアの多いクッキー缶。近頃は、有名ブランドから小さなパティスリーまで、思わず収集したくなるデザイン性の高いクッキー缶が登場しています。そこで、連載「幸福感で満たされる、とっておきのクッキー缶」では、MdNのお菓子ページにかかわるスタッフがお気に入りのクッキー缶やビスケット缶をセレクト。

今回は編集Yが、奈良公園の高台にたたずむ老舗の名門ホテル「奈良ホテル」の伝統と格式を感じる、ギフトにもぴったりな「奈良ホテルクッキー缶」を紹介します。クッキー缶の一覧ページはこちら。

奈良ホテル「奈良ホテルクッキー缶」の魅力
クラシックホテルが作る優雅で上品なクッキー缶

1909年に“関西の迎賓館”として誕生した「奈良ホテル」。和洋折衷の趣が美しいホテル本館は、東京駅を設計した建築家・辰野金吾が手がけており、歴史と伝統を守り継ぐ日本を代表するクラシックホテルのひとつです。

ホテルで長年愛され続けている名品が「奈良ホテルクッキー缶」。鮮やかなブルーの丸缶にあしらわれているのは、正倉院文様の宝相華。牡丹やシャクナゲといった花々の美しい部分を組み合わせたという文様は、かわいらしさがありながら、優雅で気品たっぷり。

2020年には、缶パッケージのデザインはそのままにクッキーの内容を一新。パンプキン、ストロベリーマーブル、アーモンドマカロン、紫いもなど、味わいも食感も多彩な10種のクッキーが詰め合わせられています。

MdN・編集Yがクッキー缶をセレクト
宝相華のあしらいが伝統を感じさせてくれる一品

編集Y「いつかは泊まってみたい憧れのクラシックホテル、奈良ホテル。クッキー缶は、鮮やかなブルーと宝相華の細やかなあしらいが美しく、ホテルの伝統や歴史までも感じさせてくれるようなデザインです。パンプキンや紫いも、ストロベリーマーブルなど、いろいろな味を楽しめるのもうれしい！気品ある佇まいのクッキー缶は特別感があって、大切な人への贈り物にもよさそうです」