昨年、上野動物園にジャイアントパンダ双子の赤ちゃんが誕生。モヤモヤが続くコロナ禍のうれしいニュースとなりました。元気に成長する双子のパンダは、6月23日に1歳を迎えます。今回は、そんな双子の誕生日を祝って、愛でてかわいい、食べておいしい、東京のパンダのおやつをピックアップ。番外編で、新潟県のご当地パンダおやつも紹介します。

おすすめのパンダのお菓子1
上野動物園「パンダの缶入ベイクドクッキー」

現在、5頭のジャイアントパンダたちが暮らす上野動物園。園内の売店や東京動物園協会のオンラインショップでは、ステーショナリー、雑貨、お菓子など、オリジナルの多彩なパンダグッズを展開。大人かわいいアイテムも充実しています。

「パンダの缶入ベイクドクッキー」は、パステルグリーンの缶、ゴールドのクラシカルなあしらい、パンダのイラストがかわいらしく調和。缶の側面や個包装のパッケージにはパンダ親子のイラストがデザインされ、まさにパンダ尽くし。マカダミアナッツとチョコチップの香ばしいクッキーも大人が満足できる味わいです。

売上の一部はジャイアントパンダ保護サポート基金に寄付されるパンダドネーション商品でもあるので、パンダたちの成長や未来へのちょっとした貢献に。

上野動物園販売係「恩賜上野動物園内のギフトショップでは、こだわりのオリジナルグッズを多数ご用意しています。お土産の中でもお菓子は人気があり、特にパンダの缶入ベイクドクッキーはかわいいパッケージとおいしいクッキーが好評です。通信販売サイトTokyo Zoo Shopでも取り扱いをしていますので、ぜひのぞいてみてください」

おすすめのパンダのお菓子2
坂角総本舖 松坂屋上野店「ゆかり詰合せ箱 パンダ箱」

パリッと香ばしく、かむほどに海老の豊かな風味とうまみが広がる、老舗「坂角総本舖」の海老せんべい「ゆかり」。その製法は、創業した江戸時代に由来していて、なんと1枚につき7尾もの天然海老を使い、7日以上かけて焼きあげているそう。

デパ地下銘菓としてもおなじみのゆかりですが、上野エリアの百貨店・松坂屋上野店の坂角総本舖でしか買えない限定商品が「ゆかり詰合せ箱 パンダ箱」。赤と黄色のカラフルなボックスに、パンダのイラストをデザイン。ボックスの側面にもパンダたちが描かれていて、ポップでかわいいグラフィックにときめきます。ここだけのパンダとゆかりのコラボを楽しんで。

広報の山田弥生さん「上野ならではのかわいらしいパンダのパッケージはもちろん、中身の“ゆかり”は1枚23kcalとヘルシーでカルシウムも豊富ですので、お土産として、お子様からご年配の方まで幅広くおすすめできる商品です」

おすすめのパンダのお菓子3
ヒトツブカンロ「フルーティアロマのど飴パンダ（ブルーミント＆シトラス）」

飴やグミの老舗メーカー「カンロ」が都内2店舗で展開するキャンディショップ「ヒトツブカンロ」。東京をイメージするモチーフをデザインに取り入れた商品も多彩で、小さな缶キャンディシリーズ「フルーティアロマのど飴パンダ」はそのひとつ。

ピンク×パンダのグラフィックはテキスタイルっぽいリズム感があって、心に優しく響く心地よさ。黄色い笹を食べているパンダにもニンマリ笑顔がこぼれます。缶はバッグの中にさっと入れられるコンパクトサイズ。ミントとシトラスの爽やかなキャンディはリフレッシュにぴったりだから、外出先でもパンダのおやつでひと息ついて。

商品担当の西澤華子さん「ヒトツブカンロの商品でプチギフトに人気なのがこちらの“小さな缶”シリーズです。特にパンダのデザインは、誰にあげても“かわいい”と言ってもらえること間違いなし！自分用に持ち歩いても、缶を見るたびに癒されます」

おすすめのパンダのお菓子4
ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ「タブレット　ノアールオノア」

日本が世界に誇るショコラティエ・土屋公二さんが1999年に渋谷・富ヶ谷に開いた「ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ」。商品パッケージのほとんどのイラストを画家・樋上公実子さんが手がけ、おいしいショコラとユニークなアートワークにキュンとなる、とっておきアイテムが目白押しです。

動物タブレットシリーズのイラストも樋上さんによるもので、「タブレット　ノアールオノア」は、カカオの魅力に骨抜きにされてしまったようなパンダがなんとも愛らしく、背中には同じポーズのパンダがちょこん！カカオ分67%のビターチョコレートにくるみ、ナッツ類、カカオニブ、レーズンをぎっしり乗せたタブレットを頬張ると、その奥ゆかしい味わいに心がほどけます。

広報の渋谷真実子さん「動物タブレットシリーズはプレーンのミルク、ビターやオレンジピール、塩入りのものなど10種類以上ございます。パッケージには、チョコレートにより異なる動物のイラストが描かれており、動物のイラストに惹かれてご購入くださる方も多いです。ノアールオノアは上にカカオニブをトッピングしているため、カカオのほろ苦さを感じられる一枚で、お酒とのペアリングもおすすめです」

おすすめのパンダのお菓子5
Fairycake Fair「ベイクドZOO」

東京駅構内のグランスタ東京に店舗を構える「Fairycake Fair」。菓子研究家・いがらし ろみさんが監修するイギリス菓子の製法で、見ても食べても楽しいお菓子を自社の工房で手作りしています。

「ベイクドZOO」は、バニラビーンズたっぷりのプレミアムバニラケーキ“パンダ”をはじめ、動物たちの笑顔をアイシングした味わいの異なる5種のベイクドカップケーキを詰め合わせ。ボックスのイラストを描いたのは、独特な空気感と世界観でFairycake Fairの商品パッケージを数多く彩ってきた、イラストレーターの前田ひさえさん。おやつ時間の始まりを感じさせる動物たちの楽しげな表情に、気分が高まります。

店長の高木里恵さん「保存料不使用でやさしい味わいのカップケーキは一つひとつパティシエが手作り。アイシングで描かれた動物の顔もそれぞれ微妙に表情が違っていてとてもユニークです。大切な方へのプレゼントとしても、ちょっと特別なおうちおやつとしてもぜひおすすめいたします」

おすすめのパンダのお菓子 番外編
小竹製菓「小竹の笹だんごパン」

番外編は、新潟県上越市「小竹製菓」の「小竹の笹だんごパン」。新潟名物・笹だんごを、上越市産コシヒカリの米粉で作った薄いパン生地で包んで焼きあげた、オリジナルの人気ご当地おやつです。

だんごとパンと聞くと、意外な組み合わせに感じますが、調和の取れた味わいにびっくり。甘さ控えめのあんこ、新潟県産ヨモギで作った餅、米粉パンが、それぞれを引き立て合って、まさに三位一体といえるおいしさ。もっちり＆しっとりの食感、ふわっと広がるヨモギの風味もたまりません。

パッケージには、素朴でいて愛らしいグリーンのパンダ。片方の手にはパンダの大好物・笹、もう片方には笹だんご。キュートな後ろ姿も遊び心にあふれていて、お気に入りのパンダおやつになりそうです。

店長の小竹加洋子さん「15年ほど前に笹だんごの製造スタッフの提案で始まった笹だんごパンは、2015年に内容もパッケージも一新して今の形になりました。無添加でひとつずつ手作りする笹だんごパンは、パッケージに入れるときもパンダのふっくらしたフォルムが出るよう手作業で行っています。緑色のパンダは、笹の葉をパンダの形にくり抜いたイメージをイラストにしました」