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Photoshopド定番チュートリアル

2025.02.18 Tue

Photoshopでサーモグラフィのようなロゴを作る(サーモグラフィー/グラデーション/ロゴ)

作例制作:マルミヤン 編集:山口優

Photoshopでサーモグラフィのようなロゴを作るテクニックを紹介します。カラーグラデーションを応用した表現方法です。過去記事「Photoshopでサーモグラフィー風のビジュアルを作る【ユニークな写真加工の表現】」も併せて参考にしてみてください。
*本連載はPhotoshopで作る定番グラフィックの制作工程を、一から手順通りに解説するHow to記事です。

■使用する機能「グラデーションマップ」「ブラシツール」「ノイズを加える」

Photoshopでサーモグラフィ風のロゴを作る: 
1.カラーグラデーションを設定する

まずは新規ファイルを[幅:1200ピクセル]、[高さ:800ピクセル]、[解像度:350ピクセル/インチ]で作成したら、[描画色]を黒にし、塗りつぶしツールでカンバス上をクリックして背景レイヤーを黒く塗りつぶす(図1)

図1。背景レイヤーを黒く塗りつぶしておく

次に、レイヤーメニュー→“新規調整レイヤー”→“グラデーションマップ...”を選択し、「新規レイヤー」ダイアログが表示されたら、そのまま[OK]をクリック(図2)

図2。「新規レイヤー」ダイアログが表示されるので、そのまま[OK]をクリックする

続いて、プロパティパネルのグラデーションサンプル(マウスポインターを合わせると「クリックでグラデーションを編集」とヒントが表示されるバー状のグラデーション見本)をクリックして(図3)、グラデーションエディターを開く。

図3。赤枠部分がグラデーションサンプル。バーの上をクリックするとグラデーションエディターを開くことができる 

グラデーションエディターが表示されたら、グラデーションサンプルのカラー分岐点を設定して赤、黄色、黄緑、緑、黒のグラデーションを作成して適用する(図4)(図5)

図4。グラデーションエディターでグラデーションサンプルの下辺をクリックしてカラー分岐点を計5個に増やし、それぞれ[カラー]と[位置]を設定する(括弧内は、いずれもその色の16進数カラーコードを示している)。ここでは、いちばん左の[カラー]を赤(#ff0000)、[位置:0]に、左から2番目の[カラー]を黄色(#fffc00)、[位置:15]に、左から3番目の[カラー]を黄緑(#9cff00)、[位置:40]に、左から4番目の[カラー]を緑(#00ffc6)、[位置:70]に、いちばん右の[カラー]を黒(#000000)、[位置:100]に設定した 
図5。画像の明暗差に合わせて色が置き換えられる。この場合は、黒で塗りつぶされた背景が赤色に置き換えられた

このままだと、グラデーションのかかり方が逆方向になってしまうので、プロパティパネルで[逆方向]にチェックを入れておく(図6)(図7)

図6。プロパティパネルで[逆方向]にチェックを入れる
図7

Photoshopでサーモグラフィ風のロゴを作る: 
2.ブラシツールで文字を描いていく

手書きの文字を描画していく。まず、新規レイヤーを作成してグラデーションマップのレイヤーの背面に配置したら(図8)、[描画色]を白に設定。ブラシツールを選択して、オプションバーでブラシプリセットピッカーを開き、ブラシの種類を[ソフト円ブラシ]に、[直径:100px]に設定し、[流量:65%]に変更しておく(図9)

図8。この時点のレイヤーの状態。新規レイヤーを作成してグラデーションマップのレイヤーの背面に配置する
図9。ブラシツールのオプションバーで、ブラシの種類を[ソフト円ブラシ]に、[直径:100px]、[流量:65%]に設定する

続いて、手書きで文字を描いていく(図10)(図11)(図12)

図10
図11
図12

部分的に同じ場所をブラシでなぞると、文字の色や太さにメリハリをつけられる(図13)(図14)

図13
図14

Photoshopでサーモグラフィ風のロゴを作る: 
3.ロゴに質感をつけて仕上げる

ロゴを仕上げていく。文字のレイヤーが選択された状態のまま、移動ツールを選び、描画した文字をドラッグして位置を微調整しておく(図15)

図15。移動ツールで文字をドラッグして位置を微調整しておく

次に、レイヤーメニュー→“画像を統合”を実行して、すべてのレイヤーを背景レイヤーにまとめたあと、フィルターメニュー→“ノイズ”→“ノイズを加える…”を[量:8%]、[分布方法:均等に分布]、[グレースケールノイズ]で適用(図16)(図17)

図16。[量:8%]、[分布方法:均等に分布]、[グレースケールノイズ]に設定する
図17

ここでは、さらに文字要素などを配置して完成とした(図18)

図18。完成ビジュアル

以上、Photoshopでサーモグラフィのようなロゴを作る方法でした。

制作者プロフィール

MARUMIYAN(マルミヤン)
グラフィックデザイナー/イラストレーター
2007年より「マルミヤン」(Marumiyan)名義で、福岡を拠点に活動を開始。雑誌、広告、CDジャケット、パッケージ、アパレル、プロダクト、Webなど、様々な媒体で活動を行う。人物や植物、動物、建物など、様々なアイコンをグラフィカルに組み合わせ、洗練された作品作りを目指す。また “FOUR DIMENSIONS WORLD” をテーマとした作品も精力的に制作している。2008年「FUNKY802 digmeout」オーディション通過。https://marumiyan.com/
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