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【試し読み】After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳

2024.11.08 Fri2024.12.20 Fri

[Chapter 1]テキストモーションのアイデア02

After Effectsで線を使ってひと工夫する「アウトライン先行テキスト」の作り方

制作・文:ヌル1

上記の動画は、テキストを塗りと線に分けて出すことでアクセントを加える手法です。テキストのみを使用したシンプルで使い勝手の良い表現のため、さまざまなジャンルの映像で使用されています。なお本稿は本書のP.007〜P.008にある[環境設定][プロジェクト構成][コンポジション設定]前提に解説を進めています。記事を読んで作例を再現いただく際はこちらの設定環境を参考にしてください。

【主な使用機能】
テキストからシェイプを作成パスのトリミングアニメーター

※本稿は『After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳』の一部を再編集したものです。

[1] テキストレイヤーをシェイプレイヤーへ変換する

メニューバー“ レイヤー ” → “ 新規” → “ テキスト” を選択し、「新規テキスト」レイヤーを作成します。文字パネルからフォントや色味、斜体などを設定しましょう。この作例では、フォントをAdobe Fontから提供されている「Noto SansCJK JP Black」を使用します。設定が済んだらレイヤー名を「Title」に変更します。

「Title」レイヤーを選択した状態で、メニューバー“レイヤー”→”作成”→”テキストからシェイプを作成”を選択し、テキストレイヤーをシェイプレイヤーに変換します。するとレイヤー名の後に自動的にアウトラインという文字が追加され、「Title アウトライン」レイヤーが作成されます。

[2] シェイプレイヤーをアウトライン化する

「Titleアウトライン」レイヤーを選択したまま、画面上部のツールパネルの「塗り」をクリックして「塗りオプション」を開きます。[塗りオプション:なし]を選択します。

同様にツールパネルの「線」をクリックして「線オプション」を開き、[線オプション:単色]を選択します。[線幅]を任意に設定しましょう(ここでは[2px]としています)。

MEMO

“テキストからシェイプを作成” で作成したシェイプレイヤーでは、テキストが1文字ずつ別々のグループに分けられます。「塗りオプション」と「線オプション」を使用することで、別々のグループの[塗り]と[線]を一括で[オン/ オフ]することが出来ます。

【WHAT’S MORE】
管理しやすいグループ化
ここで、「Titleアウトライン」レイヤーの「コンテンツ」内を、管理しやすいようにグループ化することをオススメします。コンテンツ右側の追加 から”空のグループ”を選択します。各文字のグループを全て選択して、作成された「グループ1」へドラッグします。

[3] アウトラインをアニメーションさせる

「Titleアウトライン」レイヤーを展開し、コンテンツの追加から”パスのトリミング”を選択します。

「パスのトリミング1」の[終了点]にキーフレームを打ち、アウトラインが出現するアニメーションを付けます。[オフセット]にもキーフレームを打ち、アウトラインが文字を周りながら出現するように調整しましょう。

[終了点]と[オフセット]の[01:10]のキーフレームを選択して、 F9 キーを押してイージーイーズを付けます。これでアウトラインのアニメーションは完成です。

[4]テキストをアニメーションさせる

「Title」レイヤーを展開させ、テキストのアニメーター から”位置”を選択します。

作成された「アニメーター1」の追加 から”プロパティ”→”不透明度”を選択して、不透明度プロパティを追加します。

「アニメーター1」のプロパティを[位置:-100,0]、[不透明度:0]に変更します。「範囲セレクター1」を展開して[オフセット]にキーフレームを打ちます。[02:00]のキーフレームを選択した状態で F9 キーを押し、イージーイーズを付けましょう。

本作例では、テキストとアウトラインの位置をずらすことでアクセントを加えています。「Titleアウトライン」レイヤーを少し左に移動して見た目を整えれば完成です。

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After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳
 この / サプライズ栄作 / ナカドウガ / ヌル1/ minmooba 共著

●本書について
「モーションデザイン(モーショングラフィックス)」という分野が成熟するに連れ、「映像制作」と「デザイン」との垣根が無くなってきました。映像クリエイターがグラフィックを手掛けたり、Webデザイナー/グラフィックデザイナーがモーションを制作するなど、表現の幅が広がっています。本書はこうした需要に応えるため、After Effectsの中でも「モーションデザイン」に特化した一冊としています。

『After Effectsモーションデザイン  すぐに使える実用アイデア見本帳』
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ヌル1
モーションデザイナー/エディター
モーションデザイナー/エディターとして北海道を拠点に活動。制作会社時代に様々な映像作品の編集を経験し、モーショングラフィックスから複雑な合成まで、幅広くAfter Effectsの技術を習得。制作業務で培った知見を活かし映像制作の講師としても活動しており、後進の育成に力を注いでいる。
https://green-ml.jp/
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