食欲の秋なのに、日々忙しくておいしいものと出会えない……。そんな人には、パンに塗るだけでごちそうになる、ジャムやはちみつがおすすめ。今回紹介するのは、ブラウンスイスの生乳を使ったジャムなど、どれも素材にこだわったものばかり！

木次乳業「ブラウンスイス みるくジャム」「ブラウンスイス みるくジャム ココア」

牛と山々ののどかなイラストに癒される「ブラウンスイス みるくジャム」。こちらは、パスチャライズ（低温殺菌）牛乳で知られる島根の木次乳業が作ったもの。放牧されのびのび育ったスイス原産の「ブラウンスイス」の生乳のみを使い、砂糖のみを加えたシンプルなジャムに。余計な味がせず、濃厚でいて優しい甘さだから朝食にぴったり。

パンやクラッカーに塗るのはもちろん、紅茶に入れてミルクティーのように楽しんでも！ミルクチョコレートのような味わいの「ブラウンスイス みるくジャム ココア」も人気です。

木次乳業の担当者さん「紹介していただいた食べ方のほか、コーヒーに入れてもおいしくいただけますよ」

私と苺「甜菜糖のいちご発酵バタージャム」

果物のフルーティーさとバターのコクがたまらないフルーツバターは、パンに塗り頬張るたびに幸せな気持ちに。富山県砺波市のいちご農家「私と苺」が作る「甜菜糖のいちご発酵バタージャム」は、いちご好きを満たしてくれるおいしさ。

冬の日照時間が少なく厳しい寒さの中で育てられたいちごは、甘みと酸味がギュと詰まった濃厚さが特徴。そんな大粒の実をミネラルたっぷりの甜菜糖と一緒に煮詰め、北海道の発酵バターとブレンド。ジューシーでほんのり酸っぱく、まろやかな甘さが広がります。パンに塗れば、極上のスイーツに変身！いちごのようにモダンで愛らしい世界観は、ユニット「風景と食設計室 ホー」によるもの。

私と苺の担当者さん「パンやスコーン、クラッカーにつけてももちろんおいしいのですが、ジャムだけで食べるのもおすすめ。気づいたらそのまま口に入れて食べてしまうほど」

AKEMILEMON「LEMON CURD PREMIUM」

鎌倉から瀬戸内海の島に移住した、レモン農家見習いのアケミさん。そんな彼女が立ち上げたブランド「AKEMILEMON」。看板商品の「LEMON CURD PREMIUM」は、オーガニックな土壌で育った無農薬レモンを使った一品です。

皮をひとつ一つ削り、果実を絞って、レモンの旬に合わせて配合をその都度調整。さらに、北海道の「セタナ・オーガニック」の有機バター、瀬戸内の平飼い卵、喜界島のきび糖を配合しています。爽やかなレモンの香り、レモンパイのような味わいのスプレッドは、パンやパンケーキのおともに。ナチュラルでかわいいラベルは、今村圭佑さんがデザインしています。

AKEMILEMONの齋藤さん「パンに塗ったり、タルトのようなお菓子に使うのが一般的ですが、レモンカードプレミアムとマヨネーズを同量混ぜ合わせ、塩で味を整えるだけでチキンによく合う、手軽でおしゃれなソースの出来上がり。お料理を驚くほど簡単に、華やかにしてくれます」

菅野養蜂場「北海道産天然はちみつ　百花蜜」

パンのおともといえば、はちみつも欠かせない！国産のおいしいはちみつを探すなら、オホーツクの内陸部、訓子府町の菅野養蜂場に注目してみて。抗生物質を一切与えず、自然環境にも配慮したはちみつを届けてくれる養蜂家です。

いろいろな種類があるけれど、今回セレクトしたのは9月から10月に採れる「百花蜜」。北海道オホーツクの里山では、秋になると萩をはじめ、アワダチソウ、センノキなど、さまざまな植物が花盛りに。そんなたくさんの花々からミツバチたちが集めてきたはちみつは、深みがありクリアで、その年によって味わいが変わるのだとか。デザイン会社「COMMUNE」が手がけるパッケージデザインも素敵です。

菅野養蜂場の担当者さん「焼いたトーストにクリームチーズとはちみつをトッピングしたり、クワトロフロマージュのチーズピザにサッと回しかけていただいてもおいしいですよ」

notono「金香いわしのオイルソース」

アイスやジャムなど、奥能登のおいしい食材を使ったアイテムがそろう「notono（のとの）」には、お酒との相性◎の「金香いわしのオイルソース」も。金香いわしとは、奥能登の伝統的な発酵食品・鰯のぬか漬けのこと。樽の中で発酵させ、オリーブオイルに漬けているから、滋味深く独特の風味がクセになる！ピンクペッパーのスパイシーさもアクセントになり、おつまみにぴったり。

こんがり焼いたパンに塗って味わうもよし、生クリームを加えてバーニャカウダー風にして楽しむのもいい。鰯のイラストがおしゃれなパッケージが目を引きます。

notonoの担当者さん「ポテトサラダなどにあわせるのもおすすめです。公式サイトでもご家庭で簡単に使えるレシピを紹介していますよ」