フィルタを使った画像加工はPhotoshopの醍醐味だ。道端で撮影した何気ない風景写真も、フィルタを駆使すればすばらしいアート作品に生まれ変わる。選択できる数十種類ものフィルタを組み合わせれば、予想もしなかった美しいイメージを作成できることもある。ここでは、サンプルを使ってフィルタの適用方法を紹介していく。サンプルを見ながら、CGならではの画像加工を楽しんでいただきたい。
| フィルタの選択と適用 |
Photoshopで利用できるフィルタはすべてフィルタメニューで選択することができる。フィルタの適用量は、プレビューを見ながらダイアログで調整しよう。

1.レイヤーパレットでフィルタを適用したいレイヤー、または背景レイヤーを選択し、フィルタメニューからフィルタを選択してダイアログを開く。各フィルタはカテゴリーによって分けられているので、目的に合ったものを選択しよう。ここでは画像を油絵調に加工したいので、“アーティスティック”→“パレットナイフ”を実行した。



2.ダイアログ左側に表示されるプレビューを見ながら、右側にあるパラメータを調節する。最後に[OK]ボタンで設定を確定すればフィルタが適用される。
| 複数のフィルタを同時に適用 |
いくつものフィルタを重ねがけすると、さまざまな効果を得ることができる反面、仕上がりを予想しにくい。このような場合はフィルタギャラリーを利用しよう。フィルタギャラリーでは、サンプルを見ながらフィルタを選ぶことができる。また、エフェクトレイヤーと呼ばれるフィルタのレイヤーを増やすことで、複数のフィルタの適用結果をプレビューで確認することができる。

1.フィルタメニュー→“フィルタギャラリー...”を実行してダイアログを開き、中央リストをクリックしてフィルタサンプルを表示する。好きなものを選んでクリックし、ダイアログの右側で適用量を調節しよう。ここでは[表現方法]の[エッジの光彩]を適用した。

2.ダイアログ右下にある[エフェクトレイヤーを追加]ボタンをクリックすると、その上にあるリストに新しいエフェクトレイヤーが追加される。このエフェクトレイヤーが選択されている状態で別のフィルタを選ぶと、新しいフィルタが適用される。ここでは[ステンドグラス]を重ねてみた。

3.エフェクトレイヤーの順序はドラッグして変更することができる。結果が変わるのでいろいろと試してみるとよい。不要なエフェクトレイヤーはダイアログ右下にある[エフェクトレイヤーを削除]ボタンをクリックする。


4.フィルタを適用前の適用後。フィルタを組み合わせるとまったく違ったイメージに加工できる。
| フィルタの種類 |
Photoshopのフィルタには、「アーティスティック」をはじめとしたタッチを変更するフィルタが多数用意されているほか、「変形」や「表現方法」といった新しい素材を作り出すものも充実している。ここでは比較的よく利用されるフィルタの適用結果を見てみよう。

▲元画像

▲[アーティスティック]→[こする]

▲[アーティスティック]→[カットアウト]

▲[スケッチ]→[クロム]

▲[スケッチ]→[木炭画]

▲[テクスチャ]→[テクスチャライザ]

▲[ブラシストローク]→[エッジの強調]

▲[変形]→[ガラス]

▲[変形]→[光彩拡散]

▲[変形]→[ジグザグ]

▲[変形]→[極座標]

▲[描画]→[照明効果]

▲[描画]→[逆光]

▲[表現方法]→[ソラリゼーション]

▲[表現方法]→[輪郭のトレース]
テクニック4:スタイルとフィルタの基本
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Photoshop超基本のテクニック7
テクニック1:画像補正の基本
テクニック2:選択範囲の基本
テクニック3:レイヤーの基本
テクニック5:変形の基本
テクニック6:文字の基本
テクニック7:描画の基本




