(04-A)ページ内の強弱の配置を考える | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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CREATIVE POINT A

ページ内の強弱の配置を考える


KEY WORD 1

そろっている部分をつくる

KEY WORD 2

印象の強い部分からページ全体の構造を考える



ページレイアウトの中には、必ず強い部分と弱い部分がある。色が濃く、目に入りやすい部分と、色が薄く、一見した限りでは少し地味に感じる部分と考えたほうがわかりやすいかもしれない。この強弱のバランスによって、ページ内のレイアウトにメリハリが生まれる。このとき、印象の強い部分をどのように配置するかによって、ページに統一感が生まれるかどうかが決まる。

スーパーのチラシなどは、意図的に強い部分を分散させることによって、各要素を目立たせ、にぎやかな印象を演出している。そうしたレイアウトは、親しみやすさやお買い得感を与える一方で、ページレイアウトに中心となる部分がなくなってしまい、統一感のある美しさという方向からは離れてしまう。

ここではすっきりと整ったデザインという方向性でレイアウトを考えたいので、ページの中の強い部分の位置をまとめていく。バラバラに配置されていた強い印象をもつ要素を【1】、いくつかのまとまりに集めてみると、少し統一感が出てくる【2】。これに対して、お互いの位置にそろっている部分をつくることで、制作者のデザイン意図が明確に表現されるようになり、統一感をより強く与えられるようになる【3】。こうしていちばんに目に飛び込む部分を計算して、その他の要素の配置を検討していく【4】。


【1】強い要素がバラバラに配置された状態をシミュレーションしてみる


【2】右上と左下に集めることで、まとまりを感じさせる


【3】そろっている部分をつくることで、デザインの意図を示す


【4】印象の強い部分からページ全体の構造を考える
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