
| CREATIVE POINT F |
三次元の空間をレイアウトの中に生かす |
| KEY WORD 1 |
影やぼけで奥行きを感じさせる |
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| KEY WORD 2 |
心を伝えるための一手間を惜しまない |
写真や文章をページの中にレイアウトしていく。書評でもっとも大切なのは「本そのもの」なので、何の本の書評であるかを明示する必要がある。書名を左下の黒い部分に配置し、右側のスペースに文章を配置する【1】。書名の上のスペースには、写真を配置した【2】。写真の選択、配置の仕方によって、少しイメージが変わる【3】。正面に近い写真は客観的な印象になり、斜めから近づいた写真は、より身近なイメージになる。また、切り抜きをしないと、より空間を感じられるようになるが、写真が伝えるべき情報が伝えられているかも検討する必要がある【4】。
ここで、あらためてスキャナでスキャンした画像を使ったレイアウトと比べてみる【5】。それ以外の要素には、まったく違いがない。本の画像がスキャンしたものになると、文章を読む前から、書かれている内容が無機質なものに感じてしまわないだろうか。写真の中の三次元の空間がレイアウトの中に生きていることによって、そこに存在感や温かみ、親しみやすさを与えられる。特に奥行きを感じさせる影やぼけといったものによって、存在感は際立ってくる。レイアウトに制限があったとしても、そこで使用する写真1点によって、印象がかなり変わることを理解しておこう。Webは今、心を伝えるメディアになろうとしている。そのために、一手間をかけてみることも必要だろう。









