CREATIVE POINT C |
本を撮影する |
KEY WORD 1 |
北側の太陽光を使って撮影する |
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KEY WORD 2 |
本の立体感を感じさせる |
本の写真を用意する。スキャナを使ってスキャンすれば、正確な画像を用意することはできるが【1】、情報としては正確でも、非常に事務的な印象になってしまう。ここでは、もう少し三次元的な、モノとしての存在感を見せたいので、カメラで撮影してみる。
プロに依頼する場合は、写真をどのようなレイアウトで使いたいのかを伝えて撮影してもらえば、ライティングなどの技術的な部分は任せられる。しかし、アマチュアが撮影する場合は、ライティングをきちんと設置することは、なかなか難しい。余計な影が生じたりして、不自然になってしまうことがある。失敗が少ないのは、北側の柔らかな光の太陽光を使うこと。窓辺などでもよい。ただし、夕方だと色が赤っぽくなってしまう。背景は白い模造紙などを使用する。切り抜きで使用したい場合には青や緑の背景を使うこともあるが、被写体に背景の色が反射してしまうこともあるので注意したい。
今回は、単に情報を伝えるという方向性ではなく、本のもつ雰囲気を伝えたいので、少し斜めから、いくつかの角度で撮影した【2】【3】【4】【5】。