眠る前に行う気功その1「気下降功」をレッスン
気功を始めるために、基本姿勢である「肩幅の取り方」を覚えましょう。
■基本姿勢・肩幅の取り方
(1)立った状態でかかとを合わせ、かかとの内側が直角になるようつま先を開く。 |
(2)つま先を支点にかかとの位置を平行に開く。 |
■気下降功
(1)足を肩幅に開く(基本姿勢・肩幅の取り方参照)。 |
(2)手のひらを下側に向け、鼻で息を吸いながら素早く腕を頭上に上げる。 |
(3)鼻で吸って、口でゆっくりと息を吐きながら上げた腕を下ろす。 |
(2)〜(3)を繰り返し行う。 |
気下降功のポイント
・目は開けていても閉じていてもOK。 |
・体内の気が下に降りていくようなイメージで行う。 |
プロフィール
- 瀬尾港二
- アキュサリュート高輪院長
- 1960年宮崎生まれ。ICU理学科卒業後、北京中医学院(現北京中医薬大学)針灸推拿学部に入学。在学中から気功や武術の大家に師事。92年卒業。2010年にアキュサリュート高輪を開設。一般社団法人日本中医薬学会理事・事務局長、神奈川衛生学園専門学校非常勤講師、東京医科歯科大学非常勤講師。著書に「図解 よくわかる東洋医学―漢方薬・ツボ・食事、3つの養生法で治す」「家庭でできる漢方〈4〉不眠症―原因・タイプ別 眠れるからだに体質改善!」など。
2022.11.18 Fri