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瀬尾先生に学ぶ!クリエイティブ力を高める、気功レッスン

2023.06.23 Fri

【体幹を鍛える気功】運動不足&テレワークの人におすすめ!スクワットのような動作で体幹部を鍛えよう

構成:編集部 取材・文:水澤舞衣子 取材協力:瀬尾港二[アキュサリュート高輪] イラスト:中野[蛙亭]

「心身が健康な状態」と聞いて、どんな姿をイメージしますか?健康な状態の目安として、“気”の観点においては「陰陽バランスの平衡が保たれている」ことを指します。これには、身体の中心部である「体幹」のバランスも大きく関わってくるそう。今回は、デスクワークによる運動不足や、姿勢が乱れているクリエイターのみなさんに、ぜひ試してほしい“体幹を鍛える気功”を紹介します。解説は鍼灸院「アキュサリュート高輪」院長の瀬尾港二先生。イラストはお笑いコンビ蛙亭の中野さんです!

身体のバランスを平衡に!体幹部を鍛えるための気功

瀬尾 “気”の考え方には、健康の基本条件として「陰陽(冷やす力と温める力)のバランスの平衡が保たれている」というものがあります。身体が、季節の変化による暑さや寒さに対して、柔軟に対応し、なおかつ軸がしっかりしているので倒れない。つまり、自転車に乗って走っているときのような「動的平衡」のイメージです。夏や冬などの気温や湿度が変化しているときは、自転車で走っている地面が傾いているような状態。それでも倒れることなく、平衡を維持できる身体が健康だと言えます。

そこで、身体のバランスを担う体幹部を鍛える気功「馬歩站樁(ばほたんとう)」をレクチャーします。いわゆるスクワットの動作で、腿の内側や裏側の筋肉にも力が入っていることを意識しましょう。膝が外に向いてしまうと大腿の筋肉の外側にしか効かないので、足は平行にするのがポイントです。

スクワットのような動作の「馬歩站樁(ばほたんとう)」

◾️体幹を鍛える気功「馬歩站樁」

【ポイント】足の開き方
肩幅の1.5倍程度に足を開く。足先は開かず、両足を平行にする
【ポイント】腰の下ろし方
腰を後ろに引き、骨盤を立て腰を落とす。
このとき、膝が爪先を超えないようにするのがポイント
1)腰を後ろに引き、骨盤を立てながら腰を落とす。
同時に腰の位置にある腕を前に伸ばし、
手首が外側になるよう手のひらを開いて押すような動作を行う
2)腰を上げながら手をゆっくりと握るようにし、腰の位置に戻す
3)1と2を1セットとし、同様に9回繰り返す。
最後は腰を落とした状態で30秒キープする

簡単に見えて、しっかり体幹に効いてくる気功。無理のない範囲で取り入れてみてください。

プロフィール

瀬尾港二
アキュサリュート高輪院長
1960年宮崎生まれ。ICU理学科卒業後、北京中医学院(現北京中医薬大学)針灸推拿学部に入学。在学中から気功や武術の大家に師事。92年卒業。2010年にアキュサリュート高輪を開設。一般社団法人日本中医薬学会理事・事務局長、神奈川衛生学園専門学校非常勤講師、東京医科歯科大学非常勤講師。著書に「図解 よくわかる東洋医学―漢方薬・ツボ・食事、3つの養生法で治す」「家庭でできる漢方〈4〉不眠症―原因・タイプ別 眠れるからだに体質改善!」など。
中野周平(蛙亭)
芸人
吉本興業所属のお笑いコンビ・蛙亭のメンバー。漫画家のアシスタント経験があり、イラスト展の開催、MBS「プレバト!!」で水彩画の腕前を披露するなど、画力が高い芸人としても有名。さらに、ドラマ(NHK総合「作りたい女と食べたい女」、テレビ東京「来世ではちゃんとします3」など)にも出演し、お笑いだけでなく幅広い分野で活躍中。
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