2018年、インディーシーンに突如現れたgato。高い歌唱力をはじめ、DJのように繰り広げられるパフォーマンス、映像と楽曲がシンクロするライブなどが評価される、今注目のエレクトロバンドだ。2020年10月には、待望の1stアルバム『BAECUL』をリリース。ジャケットは、どこか無機質でありつつ動きを感じるコラージュ作品に。ドラムのHiroki Ogawa自らアートディレクターを務め、gatoの世界観を堪能できるアートワークとなっている。

堀道広のコミック『おれは短大出』。「モブキャラにはモブキャラなりの人生がある」をテーマに、地元の短大にどうにか入学した、彼女なし、人生になんの目的もなしのボンクラな主人公・よしおの青春が描かれる。主人公の意思の強さあふれる佇まいと、時代劇画作家で題字書きの平田弘史によるタイトル文字が、勢いとインパクトを感じさせる絶妙なバランスの書籍カバー。平積みで並べると連続性が出るというアイデアのつまった装丁は、デザイナーの永井ミキジによるもの。

2020年10月から数量限定で発売を開始したミスト状の化粧水『スパークルミスト』。北海道産ハマナスや、福岡県産ベチバー、フローラルウォーターなどをブレンドし、気持ちをゆったりと落ち着かせてくれる香りに。商品パッケージには、ハワイ・モロカイ島在住の画家・山崎美弥子の絵画を用い、暖かな自然を感じられるデザインに仕上げている。華やかな色使いと柔らかなタッチで、心を穏やかにしてくれるようなアートワークだ。